アルコールランプの閉店
- 2024年02月15日(木)
- カテゴリー:┣実験に備えて
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実験をやってて、豆電球って言うとLED豆電球を取り出すことが多い。ガラスの方やで、って言うんだけどな。
で、空き時間に急いで豆電球ソケットに装備をすることにした。
LED豆電球は、水色または黄色のチューブをはめている。白熱豆電球には、赤のチューブを装備することにした。このチューブは、LANケーブルの被覆。
ソケットのコードの半田付け部分にホットグルーを流し込んで、チューブを押し込む。ソケットの断線事故のほとんどはこの部分なので、こうやっておくと長持ちするハズ。今のところ豆球ソケットの修理をしたことはない。
何とか30数個出来たので、配布用コンテナに入っている白熱豆電球と交換する。
これで、首が赤いのが白熱豆電球、って言いやすくなる。
安全と言われているカセットコンロで、事故が起きている。幸い、授業後の業間休みの出火だったが、理科準備室を全焼している。
4年生の沸騰の観察の実験後にボンベを外して、コンロを準備室に片付けたあとの、爆発と出火らしい。
普通のカセットコンロなのか、火口の小さい実験用コンロなのかは分からない。普通のカセットコンロなら、ボンベを入れたままでも片付けられる。ひょっとしたら、火を消しても、完全消火していなくて小さく燃焼していることがある。それを重ねて収納したのではないか。それ以外には、ガスボンベが爆発・引火する事故は想定しにくい。
コンロ、ボンベの両方だが、寿命はボンベが7年、コンロが10年とメーカーが推奨している。ゴムパッキンの劣化の恐れからだ。ガスの消費量は少ないので、ガスボンベを比較的長い期間使っていることがある。また、理科準備室の揮発性の薬品のせいか、他の実験器の黒いゴム足が融けて棚が黒くなっていることがあった。こんなことまで考えると、我々の能力ではガスコンロやガスボンベが安全かどうかの点検は行き届かない。
そんな心配があったので、ウチでは、カセットボンベを使う行事があったので、理科室のボンベを全部提供し、その行事のために買ったボンベを理科室にもらって新品のボンベに更新した。その後、すでに3年が経過してしまっている。
ウチの実験用コンロは、冷めてから段ボール箱に収納させてから戸棚に片付けている。箱に入れようとすると、どうしてもボンベを外さなくてはならない。
アルコールランプやガスバーナーは危険で、ガスコンロなら安全、と信じ込むのは危ないという事故だと思う。アルコールランプもガスバーナーも、見た目でメンテナンス出来るのでかえって安心ではないかと思う。
2012年1月24日 日経新聞
24日午前10時45分ごろ、大阪市住之江区御崎5の市立清江小学校の校舎4階の理科準備室で「爆発音がし、煙が出ている」と校長から119番があった。校舎の一部が炎に包まれ、黒煙が立ち上がった。市消防局や同校によると、理科準備室の約30平方メートルが焼け、約20分後に消し止められた。全児童ら約240人が運動場に避難し、けが人はいないという。
直前まで隣の理科室で4年生約20人がガスコンロを使って試験管内の水を沸騰させる実験をし、授業後にコンロのボンベを理科準備室に戻した。
もののあたたまりかたの実験に備えてフリクションマーカーを出してきた。
このマーカーは60℃でこの色が消えるというもの。
紙を貼った銅版にマーカーを塗り、温めると色が消えていく範囲が変化していくのを使って、金属の温まり方を示そうとするもの。
昨年、濡らしたペーパータオルでくるんでポリ袋に入れて保管をしておいた。約1年後、ペーパータオルは乾いてしまっているが、マーカーのインクは乾いていないようだ。
実験をする新年まで、再びペーパータオルを濡らして巻いておいた。
これだけ荒いストライプを描いて、温めてみたものだが、円形に見えるってのが不思議な所。べったり塗らなくても良いというのが実験時間をたっぷりととるためのコツのよう。
そうしておくと、銅棒を使った温まり方の実験をする時間が取れる。
たくさん頂いたポリスポイト。調子に乗って出しすぎたので、スペースが少なくなってしまったので整理。
緑缶が3mL、赤缶が2mL、青缶が1mLで、各30本に整理した。
小さなスポイトってプレパラートを作る時に使うぐらいだが、そもそもカバーガラスを使うことが少ない。必要な時は、短い方のガラス棒を使ってる。
水溶液の時は、駒込ピペットを出して、使い方を教えてるし。
水の対流を示す実験で、絵の具を流し込むのにこの使い捨て可のスポイトが良いけど、サーモインクを使ってるし…。
ゾウリムシを吸い取って一穴スライドガラスに載せるときに使ったり、スライムを作ろうってクラス活動がもっぱらの出番。
自由に取り出せるよう、燃えがら入れと同居させている。
テコの働きの導入実験で使う材木に釘を打ち付ける。
木材は卓に1本なので計24本。1本に、頭が出ている釘を4本、板を止めて打ち込んでしまった釘も4本で、計8本。これが二人用なので、1人では2種計4本のくぎ抜き体験が出来る。
1人あたり頭の出た釘2本なので、持つトコを変えて抜いてみるって実験が出来る。その前にペンチでつまんで抜かせてみるか。
板に打ち込んじゃった釘を、工夫して抜いてみろってミッションも出せる。とにかくテコを使えば良いんだ。
昭和の時代にゃ素麺やリンゴは木箱に入っていたので、釘を抜かなくちゃ食べられなかったのだ。今時の家庭にはくぎ抜きなんて無さそうだけど。
机の上でやると、ささくれやら貫通した釘の先で天板に傷がつくので、足で踏んで作業が出来るように床で抜いてみる。
バールと金づちを図工室から借りてきて、卓に1セット。
3寸角の柱に、錆びた長い釘を打っておいた。打ち込んでいると釘が曲がりそうになるので、多分、配った図工のバールでは抜けないだろう。
んじゃ、どうやったら抜ける?って問題が出せる。クラスに2本の釘なので、代表選手が出てきて抜いてみることになる。
解体用の特大くぎ抜きと、普通のバールの柄の延長のためのステンレスパイプを出しておいた。もっと大きいの、とか、持つところをもっと遠くにしたいって言えば出してやろう。
材木はこれで4年目かな?ぼちぼち新しくせんと、穴だらけの、ささくれだらけ。2×4とか間柱を段ボール箱サイズに切って納品してもらうか。
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