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- 2023年01月15日(日)
- カテゴリー:理科室の整備
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理科支援員 おもしろ実験 ブログ 面白い おもしろい 実験 観察 アシスタント 新型コロナ対応
今日は、6年生も4年生も理科室に来ない。それが好都合なのは、理科室を見たいとの来訪者があるから。高校の実習助手の方。
廊下の掲示。下にマスキングテープを貼ってから、強力両面テープで掲示をしている。「貼ったら叱られるんよ」って。そりゃぁそうだわ、学校に配られた乏しい営繕予算で壁面の塗装をすることになるから、要らん事すな!って叱られるわなぁ。マスキングテープだからと言ったって、長く貼っていると慎重に剝がさないとウチでもヤバいかも知れん。
「そうよ、ゴム栓ってごちゃごちゃになると困るけど、これは良いワ」って。「多分届いたビーカーの入っていた段ボールだと思う。」「ありゃ、すぐに捨てていたわ」って。
号数とその用途を書いておくと良い。書いてないと現物に合わせてみなくてはならなくなるから。
「これええな、廃物利用だし」って言ってもらったのが、水上置換の説明器。空っぽになったガスボンベの下端にプクプクを繋ぐチューブを取り付けただけのもの。
「高校でも空中でフタをするんだから」って。なら、小学生としては普通ってことかいな。さかさまにして集気びんやら試験管の尻を空中に出せって、実演する道具として思いついて作ったものだ。だって、試験管を横向きに沈めて、高価なガスのほとんどを空中に出しちゃうんだから。
ガスボンベからガスが出ているかのようすで演示ができる。何でか知らんが、自転車のチューブのバルブを取り付けたボンベを見たことがあって、それを発展させたもの。ボンベとチューブの隙間から適当にエアーが抜けるので、圧力が上がりすぎず、プクプクの過負荷にもならず安心、適当な細工の言い訳だけど。
「ゾウリムシは?」って聞くと、高校でも育てているって。やっぱり動くものは検鏡して楽しいからね。
全滅することがあるって。ウチは10本ほどのボトルだから、どれかで生き抜いてくれるだろう。これから冬休み、春休みを超えなくてはならん。餌は同じくビール酵母製剤だって。休み前に錠剤を1個ずつ投入しておくことを忘れないようにしないと。
これで良いんだって意を強くした感じ。
理科室に掲示している座席図と富岳によるシミュレーションの画像。
どうもねぇ、実験机に座ると向かい合わせに座っちゃうんだワ。で、「実験しやすいように右側を大きく空けて座るようにしてるんだ」って説明をした。これは図工室も同じ、と。
で、同じような掲示物を4人机に2人掛けしている図工室にも渡しておいた。
2人班からあふれる子が出る5年生には、実験机に“ぼっち机”を足したらいけるし、それも該当の子が運んでいって座ってる。
光源を求めて密になりそうな顕微鏡だって、1人用の光源をそのために作ったし、1クラス30人の2年生が理科室に来るようになるまでは、この座席図でいけそう。
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梅雨の晴れ間、個人懇談週間で水泳日和。こんな日に理科室にはだぁれも来ない。で、後回しになっていた準備室の床掃除と、理科室の雑巾の洗濯。
手近には台所用洗剤しかないので、それに、漂白剤を加えて、洗濯機を回しておく。2回洗ってすすいで、脱水して、水栓に畳んで干す。学期に一度はやっておかなくては。
白い壁面がたっぷりとあるので、掲示物をはりつけるのを合間をみてやっている。
実験器具の扱い方、てんびんの扱い方、顕微鏡の扱い方など、汎用的なものにしようと思っている。
壁にこれだけの枚数を貼ろうと思うとけっこう配慮が要るんですよ。教室の後ろの掲示板だって、木綿糸を張っておいて水平だけは歪まぬようにしておくと便利です。子どもたちが貼ってくれる時は、“糸から指1本下に貼って”というだけでキレイに貼れます。
これだけ広い壁は、一応、物差しで測って、鉛筆で見当を書いておく作業の方が時間がかかるんです。
黒板に掲示するためにA4サイズでプリントしていたPowerPointのデータを拡大印刷してパウチしたもの。「その操作の仕方は反対だろ」ってことによく出っくわすから、上皿てんびんと、おもちゃにするな!って電子天秤。
手前でじゃましている分度器は、2mのふりこをさげるための振り子台。
「掲示物」
準備室で顕微鏡を使うのは、反射鏡を窓に向けたら良いのだけど、実体顕微鏡には反射鏡が無い。落射の光源が欲しいところだ。
ふと見ると、夏の工事の後、灯具が一つ取り外してから処分するのを忘れているのがあった。創立当時の白熱球用の灯具だ。倉庫を見ると、コレにはめるための電球型の蛍光灯が出てきた。LED化が済んだ今では必要の無いものなので、理科準備室に取り込んできた。
ついでに、20W直管蛍光灯も10本ほどあったので取り込んでおいた。子どもたちの顕微鏡光源装置の取り換え用のつもりだが、使用頻度から言うと10年ぐらいは持ちそう。そんなころにはこんな蛍光灯は手に入らんかも知れん。新品を捨てるのは心が痛いので、使い道がある理科室に置いておくのが良かろう。
灯具のカバーを外して、プラグ付きコードを接続して、元に戻して電球型蛍光灯をつけて使ってみた。快適!白熱球だと熱いし色が気に入らないけど、蛍光灯だから熱は少なく、昼光色の思った色になる方を選んでおいた。
写真を撮ってから気が付いた。この台座、裏からソケットを取り付けているではないか。ま、ガラスのカバーを使わないのならこれでも良いんだけど…。
ごく普通のカセットコンロ。実は、この準備室に来た頃に理科室にあったもの。こんなの、って家庭科室に移動させておいた。
その後、6台しかなかった実験用コンロを買い足して9台にした。8班+先生でいけるだろうと思っていたのだが、学級編制の境目で40人の学級が生まれてしまった。5人班にすると、座りにくいし、実験に参加しない子が出てくる。4人班は譲れない。そんなわけで10班編成になった。
あれこれ足りなくなるものが出てくるので大変。まずは実験用コンロの足しにと、カセットコンロを家庭科室から取り戻してきた。
あとは、電子天秤。2班に1台だ、って乗り越えることにした。
消耗品費も少ないけど、こんなちょっとした備品費もつけてもらわないと、濃密な授業が維持できない。
理科戸棚が、上中下段だったのが、上置きになってしまって低い。かろうじててこの実験台の支柱が収まる。もっと背の高いふりこの実験台は下段におろさなくてはならなくなった。
おもりをぶら下げて計算をすることが出来るようになっているので、この学習は終わりだろうと実験台を片づけることにした。
腕木がついたままだと邪魔で、壊すもとになるので柱だけにする。腕木は段ボールの中。縦にすりゃ収まる。縦向きの箱を探してくると見かけはよくなりそう。
ふりこの実験で、電卓が少々足りないので、もともと算数の備品だったからと算数の教具室を物色しに行った。どうも引っ越し前に整理しちゃったのか、どこか教室に取り込んでいるのか見当たらなかった。
見つけたのは、理科戸棚のひな壇。何でこんなトコにあるんだろ、と準備室に連れてきた。理科室が二つあった時代の理科戸棚に薬品瓶を立てて収納するためのひな壇だ。他では使いそうにない。
どうもこんなものは出かけていくと戻ってこない。理科室で数少なくなっている丸型水槽も、生活科関係で出て行ったらしく、姿を見かけたが理科室には戻ってこない。何に使うのでこのひな壇は出かけて行ったのだろう。ふしぎだ。
準備室に取り込んで、家庭科カラーの赤のペイントを塗装する。ベースが青灰色だったので、赤を少々塗り重ねても透けて見えてしまう。年明けにもう一度塗装して、家庭科室でコーヒーカップの収納のひな壇として使うことにしよう。
年内はこれにて更新を終わります。
この仕事を始めて もうすぐ5年。
ここの記事数も もうすぐ900件。
新年は1月中旬から仕事を始めます。
引き続きよろしくお願いします。
よい年をお迎えください。
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