何しろ時代物のPCを使い続けてきたが、画像の処理中にパタリと止まってしまって再起動するハメになることが起きるので、買い替えた。Win7の時代で、32bitのOSにしたもんでメモリが少なすぎてハングアップしてしまうのだ。
それにOfficeが2003で、拡張子が違うので互換性に問題があったし。VBAはアップデートされるので日付を令和表示をしてくれるけど、Excel本体のサポート、アップデートがないので、平成33年になっちまうんだワ。
当たり前だけど、空っぽのPCはめちゃ速い。そりゃぁCドライブがSSDだから、数秒でPW入力画面が出る。それにCPUを酷使しない時は回転部分が少ないので静か。HDDがアクセスするカリカリって音がしない。
ハングアップすんのがヤになったので、メモリは一桁多く積んでおいた。動画編集をすると威力を発揮しそう。
最新のCPUを選んだので、贅沢に水冷式の放熱にした。水冷?って心配だったが、クソでかいヒートシンクが無くなりCPU周りがすっきり。放熱のためにケース背面に大きなラジエターがついている。
速いのを楽しんでいるのは良いけど、使えるようにするのが大変。まずは机上の整理と埃払い、PC内部の埃取り。まぁ、綿埃を吸い込むPCの内部って掃除機の内部みたいなもんだ。
旧PCからHDDを取り外して、新しいPCに取り付けて、必要なデータをコピーする。アカン!、昔のアルバム整理とおんなじ。中身を見始めると時間がかかる。
大きなケースのオーダーメイドのPCだと、HDDがたくさん積める。取り外してフリーになっている比較的新しいHDDを、データの置き場所として入れておく。古い写真なんぞはこんな所で良いのだ。さらにもうひと昔前のHDDは内部には接続できん。時代が変わってしまったのだ。使うなら外付けのUSB接続になる。
音編集やらエディター、FTPなどのフリーのアプリケーションはインストールのし直し。あとは、何がいるんだっけ?、必要な時にインストールすることにしよう。
ディスプレイは、旧のが使えない。何しろアナログ入力しか無く、PCにはアナログの出力がない。しゃぁない、ディスプレイも一緒に注文。
届いたのを見たら、縦横回転できる構造。縦向きにしてみると、世界が変わる。わがBlogをスクロールしていた回数が減った。横長のディスプレイって、左右に無駄があるって思ってたが、縦画面にすると文書の見直しがやりやすい。
そのうち、安いグラボを買ってアナログのディスプレイを生かして2画面にしてみようか。
Win10に無償アップグレードしたとは言え、かれこれ、10年以上使ってきた旧PCだ。時代に合わんようになった。
私が生徒用に導入したPCなんて、DOSの最終版の時代で、HDDが20MB(メガですゾ)だったもんなぁ。その20MBを4つのドライブに分けて使っていた。そこに、FDにBOOTプログラムと計算問題のデータを入れて起動させていたのが「モグラはかせのドリル」の最初のバージョンだったのだ。30年ほど前の話。
PCの世界は1年で倍のスペックになるってのを実感する。今やギガ、テラと5桁は上の超インフレだもんな。
注文するときに気が付いたが、今どきのゲーム用のPCってのは、私が買った数倍の値段がついてる。車が買えそうな値段で、eスポーツ用ってヤツだな。
プロのゲーマーになりたいって言われたら、めちゃ金がかかるんですよ。高速の大型ディスプレイに、超高速のグラフィックボード、ゲーム用のキーボード、コントローラ、それに疲れない椅子まで要るんだから。
こんなことをやっているせいで、PCから充電していたスマホのバッテリーが切れてしまった。