マッチで七輪に炭をおこす
- 2019年03月07日(木)
- カテゴリー:おもしろ理科支援
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午前中に初めて習ったマッチのすり方。早速それを使って、社会科の“昔の道具”の七輪で、炭をおこして、焼いて食べる。習ったマッチは出来るだけ何度も使う方が定着する。で、全員にマッチ箱を一つずつ配る。
保護者と話していると、“オール電化”やら、“バーベキューはしない”とか、マッチすら無さそうな家がありそう。炭のおこし方やら、遠赤外線で焼くのはどんな炭の顔になったら良いかなんて経験のなさそうな保護者が多そう。今時は、火鉢なんてものは無いもんなぁ。うずみ火でじっくりと干し芋をあぶるとうまくいくんだがなぁ。知らんわなぁ、埋火なんて。
巡回していると、どうも火の点きが悪い七輪がある。やたらと白い煙ばかりあげているのだ。これはおかしい、と底から返してみると、底に新聞紙が押し込めてある。その上に炭、その上に木っ端だ。とりあえず炭を放り出して、点けなおし。
そうなると予測して、ドラム缶半割のBBQコンロに炭をおこしておいた。いくつかの班にはその炭を補充して回った。
どっちみち、この時期はどの学年の実験もほぼ終わり。それに、私の予算が終了してしまって、ボランティアで出勤してるので、別に理科室に居なくたって良いのだ。それに、こんなイベントに口出ししている方が楽しいし…。
焼き始めたのは、餅、マシュマロ、干し芋。急いで乗せてしまったところはコゲコゲなのにカチカチの餅。炭が炎を上げているときは、マシュマロが良いのだ。小さなタイプなので、外を焦がせばトロトロになって新しい味になるから。
炭の周りに白い灰をまとうようになったら、餅や干し芋の出番。炎じゃなく遠赤外線で芯まで温めるのだ。“ボウボウ炎を上げている炭で焼くから、焼き肉が焦げているのに芯が冷たくて生”って保護者に話しておいたから、半分ぐらいはその効果があったみたい。
今日は一日、3年生がマッチを使う日、だった。