Excelでプログラミング <発電と電気の利用>
- 2019年03月08日(金)
- カテゴリー:プログラミング
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信号機プログラムを、Excel上で書けるようにしていただいたのを使って、プログラミングの授業。
初めに、プログラムで動いている家電製品を考えてみた。コンピュータが入っていない家電製品って、冷蔵庫と掃除機の安価なタイプぐらいかも知れん。
車だって、ハイブリッドで、運転者がモーターで走るかエンジンで走るかを切り替えたりしないのに、勝手に切り替える。その上、エンジン系、エアコン系、オーディオ系、ナビ系、ドラレコ系など幾つものコンピュータが動いているのが、現代の車だ。
私が昔乗っていたフランス製の小型車は給油後に突然動かなくなった。見てもらったら「ROM(メモリ)が空白になってました」ってことだった。車全体を制御するコンピュータだったので、ドアロックさえも出来なかった。メカニカルに操作してギアをニュートラルにしてけん引してもらったのだが、いやはや、大変な時代になったもんだと思った出来事だった。
プログラムは、「車黄、車赤、歩行者青…」と切り替えたら良いって分かるだろうけど、100分の1秒くらいでプログラムの実行が終わっちゃう。車の黄色をつけてから何秒待つか、歩行者を青にしてから何秒待つかもプログラムに入れておかないと、コンピュータの仕事は早いぞ、って注意をしておいた。
わざとやってんのかも知れんけど、車も歩行者も青にしている子がいる。そういうイチビリがいるってのが関西なんだな。「おい、これで事故が起きたら、命と車を弁償してもらうぞ」ってツッコミを入れるのが礼儀なんでしょう。
「え~っと、歩道を渡るのに10秒はほしいから、5秒待つを2回入れないと」なんて考えて組んでいた。
だいたい、1時間程度で、プログラミング(不備があったら世の中に出せない品物になるって)を体験できたみたい。
“あとの時間、何か楽しめるもんはないですか”って担任が言うので、モグラはかせのドリルの四字熟語、百人一首を紹介した。「ピュッ」って音がするので計算かなと思ったら百マスをやっている子もいた。
もっと何度もつれてくればよかった、ってのが担任の感想。子どもたちはコンピュータを楽しみたいのだ。
ジオラマなんぞに埋め込んで、信号機のLEDが点灯すると良いかもしれませんね。