二度目の種まき <たねをまこう>
- 2019年06月29日(土)
- カテゴリー:生物学的教材
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今度は中鉢に班ごとに種まきをしている。それが2度目の種まき。
こちらが一度目の種まきの跡。
これでは発芽しても育つわけはないわな。すぐ横で、校務員さんが種を蒔いて秋口の草花の苗を作っているが、それに学ぼうともしない。校務員さんは、古い給食台やら廃棄した会議机などの上に苗床を置いている。地面からはるか70cm上だ。
近くのコンクリートは、太陽が当たるとテラテラと光る。ナメクジの移動した跡だ。そんなにナメクジの多い土の上に、播種したポットを置いたらどうなるか? “どうぞ召し上がれ。発芽直後は柔らかくておいしいですよ”ってなもんだ。
自然の摂理を考えない、人がやっていてもそれに学ぼうとしない、それでいて、種を蒔いた後は観察も水やりもしてないんだから。これなら土の上ではなくて教室に置いている方が発芽したんとちゃうか?
せっかく発芽した芽の先だけ食べられて、棒状になっていたら考えるだろうに。ダメだったからツギ!では困るなぁ。
種まきは学期初めの教材。今から盛夏を迎えようとするときに八十八夜の種まきをしますかぁ? 発芽適温を超えていて芽が出にくいハズ。命のあるものを扱わせたら危ない先生って、困ったもんだ。植物とはいえ時期を外したら育ちにくいものなんだ。
私はこれから、辛いトウガラシの種まき。シシトウの常識的な蒔き時ではなく、真夏日にならないと発芽率が悪い。八十八夜ではマルチで温めてやってもまだ早すぎるのだ。南国のトウガラシは、ホンマ難しいもんなんや。