4年生のおもしろ実験 <とじこめた空気や水><水のすがた>

1 フラスコ風船

フラスコにふうせんフラスコ風船

 水の三態変化のおもしろ実験。これだけを見ると、「風船をふくらませた」と考えてしまう。フラスコ内の空気がなくなった(小さくなった)ので、大気圧におされて「風船が中で膨らんだ」と考えないと、作り方に到達しない。

フラスコふうせん

 このフラスコ風船のまわりに水滴が残っていることに着目すると答えが出やすい。

 試しに、コンロで加熱してみると、風船が外側に出て膨らむ。放置していると風船がしぼんで、フラスコ内に引き込まれる。

 

 フラスコふうせんを作るには、フラスコがゴム風船を引き込むときに引っかかって割れやすい。割りばしにティッシュペーパーを巻き付けた介錯棒を作っておいて押し込んでやるとうまく作れる。

2 空き缶クラッシュ

空き缶クラッシュ空き缶クラッシュ

 同じことを空き缶でもやってみる。アルミのスクリューキャップの飲料缶が扱いやすい。

 少々の水を入れてコンロにかけて沸騰させる。缶内が水蒸気ばかりになったら、二重軍手をはめてスクリューキャップをしめる。

 放置しているとクラッシュする。水をかけると速いが、凹むときに薄いアルミなので、穴があいて空気が入って失敗することがある。常温で、手で介錯しながらへこませるとうまくいく。

3 蒸留水をつくってみる

リービッヒ冷却器リービッヒ冷却器リービッヒ冷却管

 小学校なのになぜかこんなガラス器具がある。フラスコの水をあたためて水蒸気を出し、それを水道水で冷却するリービッヒ冷却管だ。冷却管から出てくるのは、蒸留水。

 これも水の三態変化のおもしろ実験。食塩水を食紅で着色して蒸留して見せる。色付きの水を温めたのに、無色透明の水になって出てくる。もともとついていた塩味もなくなっている。4年生はもれなく「飲んでみたい」と言う。

 これは、防災教育なのだ。飲用に向かない泥水でも、一旦水蒸気にして冷やして水に戻せば飲むことが出来る。鍋で湯を沸かして、鍋蓋についた水滴を集めたら飲めるのだ。水道がない宇宙ステーションでもそうやっているハズ。

4 浮沈子

浮沈子の実験浮沈子の実験

浮沈子浮沈子浮沈子

 <とじこめた空気や水>の発展実験。

 寿司についてくる魚型の醤油入れ。この口に6mmのナットをねじ込んで浮沈子にしている。

 コツは、炭酸飲料のペットボトルを使うこと。見やすいことと圧力に耐えるから。そして、ボトル内に空気を入れないこと。

 浮沈子は、かろうじて浮いている状態になるほど水を入れると良い。空気と水の比率を変えてトライしてみると、4年生の子たちでも作ることが出来る。

 ボトルを押さえていると見抜かれないように押して見せるのがこの手品のコツ。

 

 

 

 

 


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最終更新日: 2020/08/07

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