<水のすがた>の おもしろ実験

 つぎつぎと実験を片づけていく4年生。示範だけどおもしろ実験をすることにした。

湯気のある方、無い方

 1つめはクイズ。湯気たっぷりのお風呂と、湯気の見えないお風呂、どっちの気温が高いか?って。ある旅館の春夏秋冬の風呂の写真を、教育利用として使わせていただく。見た通り、冬と夏だ。湯気に惑わされなければ、夏の方が気温が高いって答える。湯気が立っている雪見風呂の気温はは低いはずなのだ。家の風呂なら、浴室暖房をつけると湯気が消えるハズ。

 

 そのとなりは、おいしそうな肉じゃがの写真。おいしそうに見せるコツは湯気を撮ること。湯気をたっぷりと出させるにはどうしたらいいか?って。

 簡単だ。寒い部屋で撮れば良いのだ。そうでなければ肉じゃがの上にドライアイスを置いて冷たい空気を肉じゃがの上に降らせると湯気が多くたつ。

空き缶クラッシュ

 2つ目は、空き缶クラッシュ。不燃ごみの日に近所のステーションを回って拾い集めておいた。

 スクリューキャップのアルミ缶に少量の水を沸かして水蒸気で満たして、蓋を閉める。水槽にでも入れて冷やすとすぐに凹み始める。

フラスコ風船

 3つ目は、フラスコ風船。水が水蒸気になると1700倍の体積になる。冷えると1700分の1に減る。それを使ったマジックみたいな実験。

 どうやって風船を膨らませたのだろう、って考えるとなかなか正解にたどり着かない。空き缶クラッシュで凹んだように、蓋の代わりにゴム風船をつけたらどうなるか、って考えると分かる、かも。

 このフラスコ風船を6年生に見せてみると、どうやって作ったのか思いつかないみたい。

 目の前で、フラスコ風船を作って見せるのが良いかも知れん。

リービッヒ冷却管

 4つ目は、蒸留実験。これは防災教育なのだ。海水や泥水しかない被災地で飲み水を作る方法なのだ。

 蒸留って方法は取っていないが、宇宙ステーションだって、上水道も下水道もないんだから、発生した水はリサイクルしているはず。おしっこやら汗を飲み水にしなくっちゃ、もったいないってことだ。

 長年組んだままで置いているリービッヒ冷却管を出してくる。

 緑色の液体は、食塩水に食紅で着色したもの。多分、元の液もなめて確かめる子が出てくるだろう。ちょっと濃い目の食塩水にしてある。コーヒーなんぞを使ったことがあるが、香りってのは揮発成分で、蒸留水に香りがついてしまった。なので、食塩水と食紅。

 蒸留して出てきた水を飲んでみたいって言う子がほぼ100%と思うので、プリンカップを人数分用意している。

 

 災害が起こったら、鍋で飲用に向かない水を沸かして、蓋にたまった水滴を集めれば飲めるのだ。

 また、トマトジュース缶に米を入れて、アルミ箔で蓋をして、飲用不可の水で湯せんにすれば米だって炊けそう。

 災害時のちょっとした知恵、だから防災教育なのだ。

 


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最終更新日: 2020/04/05

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