浮沈子をつくってみる <とじこめた空気や水>

<みんなで使う理科室>

 とじこめた空気や水が終わって、テストも済ませて、4年生が理科室へやってきた。提案しておいた浮沈子を作ってみる実験だ。

 

 理科室へ来始めると、いろいろ約束事があるんだが、一度に全部話したって身にはつかん。で、初めの5分ほどに小出しに話して、教科書の絵でまとめをすると良いだろう、ってことで、今日は「みんなで使う理科室」のなかから実験机の水道のホースの話。

 早速、ビーカーに水を入れるのを、ホースを引き寄せて入れてるじゃぁありませんか。やってみりゃ身につくわいな。

浮沈子の実験浮沈子の実験

 先生用に、浮沈子を1LのPETボトルで作った。それの底の方を持って「下がれ!、止まれ!、底まで下がれ!」って動かして見せる。「さて、このマジックのタネは?」って聞くと「指で押してる」って。「ばれたか〜、じゃぁ、作ってみよう」と、材料を取りに来させる。取りに来るのも、「みんなで使う理科室」の学習。

 さてどれくらい水を入れて、空気を残したらいいものやら。試行錯誤が楽しいんだから、「空気をこれぐらいにしたらうまくいく…」なんてことは言わない。

浮沈子の実験

 手で押してみて、「あかん!」となると、ざばぁとボトルの水を捨ててやり直し。1人1実験の準備をしておいたので、各自が真剣にやってる。

 

浮沈子の実験浮沈子の実験

 そのうち、出来た!って子が出てくる。「片手で、押してませんよ〜、って顔で出来るぐらいに調整して」ってさらに課題を出す。

 

 多くの子が成功すると、"沈んでるソースびんの空気を見ておいて"と言って、押さえている手を放して、空気が大きくなるのを机間巡視で見せる。あちこち、こんなタネを蒔いておくとすぐに近くに伝わるものだ。

浮沈子の実験

 この教材、考察の書き方の指導にしようって魂胆。理屈をこねるのを4年生からやろうってこと。

 

 何で浮いたり沈んだりするのかは、何となくわかってるんだろうから、それを文章にまとめる作文の学習だ。

 単元のまとめまで終わっているので、この実験なら1段落目の「既習事項」から書ける。2段落目は「結果」の意味付け。そして3段落目に「考察」、それに続けて「結論」と書いてみた。こんだけ書くと、子どもたちのノートなら10行を超えるハズ。

 

 欲張ったので文字数が多すぎるかも知れんが、こんなのが「課題」に対する「答え」である考察の書き方なのだ。答えだけを書くんじゃぁないのだ。

 あとは、ノート指導で積み重ねていくと育って行くんではないかな。

ディスタンスを取った理科室

 無理そうな子には、感想も含めて7行は書こうよ、って目標もあり得るって思う。

 

 
 


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最終更新日: 2020/10/21

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