課題と考察が赤でしたよね

理科的な考察

 3年生の先生が、重さの比較の実験用具を取りに来て言う。「課題と考察が赤で、予想と結果が黄色ね」って。

 

 教え込む理科ではなく、考えてたどりつく授業をするための小道具がこのマグネットシート。「結果から考えられることはこうだ、と課題に即して答えを書くのが理科的な思考を育てるコツ」なんて話をして、色分けのヒミツを話したのだった。

 これが大事、覚えなさい、テストに出ます、なんて教え込みの理科から脱却するきっかけになればと思っているのだ。教え込んで忘れたころにテストをして記憶の歩留まりを測って評価をするのは教育じゃないってね。

 課題が「問題」で、考察が「答え」なのだから、考察を書きやすい課題の文を提示できているかがポイントだ。課題の途中までそのままいただいて、後ろに回答をつければ考察の体をなすような文体にしてやると書きやすいのだ。

 3年生が考察ってのが難しければ「めあて」「わかったこと」でいいのだ。

 

 板書の例から言うと「水を熱した時に出た湯気で膨らんでいたが、冷めるとしぼんで水が袋についていたことから、湯気や沸騰の泡は水が気体になったものだと言える」なんてまとめを書けると良いのだ。教えちゃえばラクなんだろうけどそれでは定着しない。自分で絞り出して自分の言葉で書いたのなら忘れないもんだ。思考は言葉でするもの。言葉の操作をしてこそ考えた証の考察だ。

 ましてや今の小学生の世代は、論述式のセンター試験になると言われている。理科の「考察」を書くトレーニングはそれからしても大事なのだ。

 

 緑色の実験は図で、感想は何を書いてもOK。考察と感想で7行は書こうなんて目標を示す先生もいる。考察が書きにくければ感想で増やせばいいってのもいいエスケープの方法だなって思った。

 

 


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最終更新日: 2020/11/25

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