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理科的なアプローチを掲示

考え方の掲示

 大規模改装の前には、画用紙1枚に書いてあったんだけど、それを外してから2年。やっと北側壁面に掲示。

 

 これ、黒板に貼り付けているマグネットの色と揃えてある。課題に対する考察、予想に対する結果、実験に対する感想、と色を同じにしてある。

 4年生から理科のノートはこれで行こう、ってことにする。3年生もこれに沿ってくれると良い積み重ねになるだろう。

 

 さて、まだまだ壁面があるので、目にとまるだけで勉強になるようなもんを考えよう。

 


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マッチのすり方の画像資料を用意しておく <みんなで使う理科室>

掲示資料

 4年生のマッチのすり方の授業のために画像資料を用意しておく。

 

 マッチ箱は、引き出しが出ないように押さえて縦に持つ

 マッチ棒は人差し指の腹で押すようにして、親指と中指を添えて持つ

 擦り薬をめがけてつっつくように縦に擦る

 火が点いたら、マッチ棒を水平にし、火の燃え方にあわせて上向き、下向きに燃え加減を調製する

 

 これだけのことなんだが、これがなかなか。

 

 それと、アルコールランプのチェック法も作っておいた。

 

 縦に擦ったり、手前に擦ったりと擦り方もいろいろある。擦ったらすぐに風よけに手で囲いやすいのは、擦り薬に頭薬を当てておいて手前に擦るやり方だ。飲み屋さんのすり方って私は言ってる。熱源に火をつけるのなら縦擦りが次の作業がしやすい。よって、指導するなら、縦擦り。

 


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4年生が理科室へ来る、その準備

マッチは3本

 マッチ箱のチェックをしておく。4年生が理科室へ来て、まずきちんと教えておきたいのはマッチを擦ること。そのために、小箱マッチに3本ずつマッチを入れておく。

 理科室のマッチ箱は使いまわしているので簡単にはつきにくい。擦り薬がつるつるなのだ。強く擦るけれどもマッチ棒が折れない安全な擦り方ってのを、4年生で教えておきたい。

 これをやっておかないと、5年生で行く4泊5日の自然学校で、自分たちで作る料理が出来ないってことになるのだ。ここで確実に身に着けると一生使える。

 

 さて、アルコールランプを二人に1台。マッチを一人にひと箱配って火をつけるだけで1時間の授業の予定。3~4回はやらせたいもんだ。足りなければ2箱目を渡してやればいいから、70個ほどのマッチ箱をチェックしておいた。

 

 そのうち、アルコールランプに燃料を入れておかなくては。マッチで点火するのはガスバーナーよりアルコールランプの方がハードルが低いから。二人に一台も燃料あったかなぁ。

 

<初めてのマッチ>


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ノート指導が理科的な考え方を導く

ノート指導

 せっせと実験をやっても受け止め方がアマイと効果は半減する。ノート指導をまめにしたら良いんだけど、つい作文指導のようにコメントを書こうと思っちゃうから面倒なのだ。

 「見た印象だけでA、B、Cに分けろ」って私は言っている。評価基準はなんて難しいことは言わない。「私が」望むレベルに達していたら「A」、もうちょっとなら「B」、そして「C」は論外!、って説明を子どもたちにしておく。記号を書くだけならハードルがぐんと低くなるんではないかい?

 で、「A」にも追加する記号で〇やら◎やら☆なんてレベルに分ける。「私」の想定以上だったら☆なのだ。申し分ないってのは◎だ。もちろん、図が書いてあり、見出しが分かりやすく色をつけてかいてあり、定規や下敷きを使っている、丁寧に字がかいてあるなんてのでレベルも左右される。

 「B」も同じだ。結果まで書いた実験の書き留めだけでも評価が出来るし、考察と感想を書いたところでもう一度評価しても良い。

 「C」は、乱雑、書かれていない項目がある、結果に沿わず知識で書いている、なんてノートの体を為していないのをズバッとつけてしまう。

 これを「A☆」を100として、「A並」が70点、「B◎」が60点…と記録していく。「C」は提出点の20点ぐらいになるかな。

 こんな指導を重ねると、“理科は暗記教科”なんて言わなくなる。

ノート指導ノート指導 

 なかなか書けないのが考察。板書するときの「課題」の書き方を“結果が書きやすい”ように考えて書くと良い。課題の頭の2語ほどを借用して書き始めると考察が書きやすいようにしてやるのだ。

 「考察と感想を合わせて7行は書こう」なんてシバリを掛けるのも良い。感想部分には発展できそうな次の課題を書くこともあるし、間違った概念から感想を書いてしまうことだってあるから。

 これは理科室に来るようになる4年生から積み重ねていくと指導のポイントが絞りやすくなる。

 

 子どもたちのノートが映りこんだのを見ていると、表題を囲んだり、項目を《》で挟んだり、サインペンや赤鉛筆を使ってまとめている。板書する側も、文字部分には白と赤と黄色のチョークだけにして、図や絵にしか青、緑、紫のチョークを使わないってルールを持つことだ。

 かしこいノートは、授業中に先生が言った大切な言葉を、余白などにメモをしている。“余談だったのだけどな”と思いながら、良いノートだってほめてやろう。黒板を写すだけなら手を使って書く必要はない。カメラで撮影して配れば良いんだから。

 

 印象だけで採点して良いのか、って言われそうだが、数を重ねるとそれなりに信頼できるデータになるし、大体ノートの点なんて評価の技能・思考などのごく一部に過ぎない。目指すのは理科的な考え方とまとめ方の指導の過程としてのノート指導なのだ。

 

 実験の振り返りの時間などに「A◎」が3人いたから発表してもらうね、なんて始め方も出来る。「何でA◎なのかわかった?」なんて発問が続く。

 ほんの少しの時間で出来るノート指導だが、もちろんコメントを書いて良い。感心した所に波線を引いても良い、ちょっと違うってところに下線と?を書いても良い。

 このように考えると「見ました」ってスタンプを押すのと同じ位の手間でABCって書けるんとちゃう?


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1学期の理科は、3単元並行で

 「とりあえず酸素で一旦止めて、植物に行きます」って。やっと二酸化炭素のボンベが届いたので、酸素とともに10本ずつ理科室に出し、水上置換用のコンテナに集気びん、試験管にはゴム栓を用意しておいた。

酸素を使って実験 

 光合成の実験や植物教材が多いのが1学期。これらは天気だのみなのだ。

 今までも天気による失敗の授業がいくつもある。雨の日の光合成やら、濡れてしまった花粉の観察などだ。太陽が当たらないと酸素を消費することだってありそう。花粉は湿ると花粉管を伸ばして子房をめざして動き出してしまう。

 花粉などは生きているそのままが見えたので良いか、なんて言ってるが、ものによって花粉の形が違うなんて観察は出来ない。授業が始まっちゃって「こんな日にこんな実験すんなよ」って言っても遅かったってことばかりだったのだ。

 数少ない雌花が咲いている日でないと、雌雄異花の観察は成り立たない。朝、学習園を見て、ヨシ、今日はコレにしようって身軽な授業が組めなくちゃいかん。理科の用意がなくたって、国語の時間の半分を花の観察にあてたらいいのだ。

 

 各社の教科書を見ると、1学期には植物、生物教材とともに、実験室で完了する単元を配置している。ものの燃え方、光合成、人体が6年生だ。他の学年も同じように作られている。

 つまり、3単元ほど並行して進めていて、その日の天気によって授業内容を決めると良いのだ。「雨・曇キャンセルで光合成、雨プロは二酸化炭素」ってな授業予定の予告だ。

 学年便りの理科の学習内容の欄には、4月から3単元並列に書いておくと踏ん切りがつく。

 

 問題は、ノートの整理だ。1単元だけはノートをきちんと書かせ、あとの単元をノートがわりのシートにまとめさせておく。あとで、日付順にノートに貼らせたら良いのだ。

 

 


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器具の扱い方を評価されるんですよ

ピペットの持ち方

 インゲン豆の栄養を調べるためにヨウ素液をかけているところです。注目は、スポイトの持ち方。ポリのスポイトでも良いのに、ウチではガラススポイトを使っている。これは便利なことにピペットの持ち方が出来る。

 「習字のスポイトってこう持つだろ」と乳豆を持って見せたら、そうだという。理科のスポイトはそう持ったらあかんねん、と乳豆を押して見せた。ヨウ素液はうがいに使うようなちょっと毒の薬品だから飛び散ったりしない持ち方をする、とピペットの持ち方を教えた。

 器具のの扱い方は教えなきゃいけない事柄。学習内容やら単元の目標は子どもたちが学び取るべきことで、先生が教えちゃったらツブシなのだ。エア実験や図鑑観察でお茶を濁し、伝家の宝刀の教え込みをやっちゃうから暗記教科って言われてしまうのだ。

 昨年から理科室に来始めた学年だから、去年教えたことをきちんとやってる。あのちっぽけな滴瓶を両手で体の前で持って班の机まで運んでいる。人にぶつかって事故が起きた時に、持ち方が悪ければ、ぶつかった人より持って運んでいた人の過失が大きい、と実際にあった例を話したのが効いているみたい。

 

 ウチを卒業すると隣の小学校と同じ中学校に進学する。ってぇことはどっちの小学校から来たかってのも見える。だからこそ余計に、器具の使い方、持ち方、運び方、ノートの書き方、まとめかた、なんて目に見えるような教える事柄は大事に押さえておきたい。このスポイトを使い終わったら、滴瓶に差したままにするのはもってのほか、そんな仕事の仕方を教えたいもんだ。

 

 だって、音楽の先生が言ってたもん。「中学の〇〇先生(音楽)が、『あなた、誰の門下生』って聞くんよ」って。あっちの小学校に遅れを取ることが無いようにしとかんと。

 じかに中学校の理科の先生に訊いた人がいて、「マッチだけは擦れるようにしといて」と言われたと。な、そういう実験の技量を見てるんだよ。


 

<初めてのマッチ>


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課題と考察が赤でしたよね

理科的な考察

 3年生の先生が、重さの比較の実験用具を取りに来て言う。「課題と考察が赤で、予想と結果が黄色ね」って。

 

 教え込む理科ではなく、考えてたどりつく授業をするための小道具がこのマグネットシート。「結果から考えられることはこうだ、と課題に即して答えを書くのが理科的な思考を育てるコツ」なんて話をして、色分けのヒミツを話したのだった。

 これが大事、覚えなさい、テストに出ます、なんて教え込みの理科から脱却するきっかけになればと思っているのだ。教え込んで忘れたころにテストをして記憶の歩留まりを測って評価をするのは教育じゃないってね。

 課題が「問題」で、考察が「答え」なのだから、考察を書きやすい課題の文を提示できているかがポイントだ。課題の途中までそのままいただいて、後ろに回答をつければ考察の体をなすような文体にしてやると書きやすいのだ。

 3年生が考察ってのが難しければ「めあて」「わかったこと」でいいのだ。

 

 板書の例から言うと「水を熱した時に出た湯気で膨らんでいたが、冷めるとしぼんで水が袋についていたことから、湯気や沸騰の泡は水が気体になったものだと言える」なんてまとめを書けると良いのだ。教えちゃえばラクなんだろうけどそれでは定着しない。自分で絞り出して自分の言葉で書いたのなら忘れないもんだ。思考は言葉でするもの。言葉の操作をしてこそ考えた証の考察だ。

 ましてや今の小学生の世代は、論述式のセンター試験になると言われている。理科の「考察」を書くトレーニングはそれからしても大事なのだ。

 

 緑色の実験は図で、感想は何を書いてもOK。考察と感想で7行は書こうなんて目標を示す先生もいる。考察が書きにくければ感想で増やせばいいってのもいいエスケープの方法だなって思った。

 

 


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器具収納マップを改訂しなくちゃ

器具配置図

 ぼちぼち各種器具類の配置が落ち着いてきたので、アレを作り直さなくては。

 この器具収納マップは、何がどこにあるかってのを教材研究ついでに見ておいてほしいのだが。

 

 棒状温度計を移動箱ごと教室へ運んだ先生が、「地温を計るのに、牛乳パックで日よけを作って…ですよね」なんて言ってるので、"地温を棒状温度計で計るのはヤメといて。何本か液ダメを割ってしまうから"と、赤外線温度計を人数分出した。

非接触型赤外線温度計

 コレは赤外線の量で温度を計るのだから、直射日光の反射光を計ったらアカンのや。人の影にするなりノートで日陰にするなどで計ると良い。赤外線温度計で計れないのは気温。

 棒状温度計は、温度計全体を計りたい液に浸すように、と注意書きがある。先の温度を計ってくれていると思い込んでいる人が多いみたいだ。だから気温を計るにはぴったりなのだ。

 逆に赤外線温度計で空気や水を計ろうとすると、どこから飛んでくる赤外線を計っているのかが確かではない。地温のように、ココの温度を、って時に都合が良い。

棒温度計の断面

 で、破損した棒状温度計を10cm程度に切ったものを渡しておいた。棒の部分のガラスの厚みはほぼガラス棒というほど厚いのだ。じゃ、逆に薄くて壊れやすいところは?、って考えると取り扱い上の注意をすぐに思いつく。

 

 安物の赤外線温度計で、2%程度の誤差が出る。確かに、同じものを計っても表示が違う。高級品は給食室が使っている。納品された食肉の表面温度を、引き金を引いたとたんに表示されるって温度計だ。あれならもうちっとは誤差が少ないんだろう。

 


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急にコンテナが増えたので

実験準備物コンテナ

 これが新しい実験机に付属していた実験準備物コンテナ。準備室にも入ったので同じものが24個になった。3学年の実験準備物を入れて置いておける。

実験準備物コンテナ

 これといって意味はないのだが、班番号の表示を色別にした。2クラス分でも、2学年分でもOK。

 

 5年生が、10班編成なので、仕方がない班番号は12まで振った。30人程度のクラスばっかりだったら、8班の3セット作るところだが…。

実験準備物コンテナ

 この他に、このプリント配布棚の余分なコンテナも預かってきたので、新しいコンテナが全部で36個。この青コンテナは水上置換の水槽を兼ねて使う予定。

 それ以外に、白バット、プラ籠と黄色コンテナ、実験道具の準備は6セットまで置いておける。先回りして実験準備をしておいても安心出来る。

 

 

 


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学年表示を色別で

学年表示を作る

 理科室には、この学年しか使わないというものがいろいろある。それには小さく学年を表示しているのだがあまりアッピールしない。

 ここんところ、ホームページ制作の依頼が2件つづけてあって、素材を探していると、きれいなボタンの画像があったので、それに学年を書き入れて表示することにした。

学年表示を作る

 引き出しもたくさんあると、表示している文字をたよりに探さなくてはならないが、学年表示で探すと早いだろう。それに、表示されている以上は使わないとはずかしいではないか。

 

 引き出しの表示は、あと10年は変わらないだろうって考えると、どうするか考え中なので、まだマスキングテープのままだ。


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最終更新日: 2020/10/28

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