いろいろな指示薬を使って <水溶液の性質>

BTB液で 「ぼっち実験」BTB液で

 今日の実験は、6種の水溶液にBTB液を入れて呈色を見る。水溶液は、塩酸、食酢、炭酸水、水道水、重曹水、NaOHの6種。駒込ピペットの安全球の下まで吸い込んで、約3mLずつ。1吸いで分注しなくちゃ、80本ほどってのは大変な本数だから。

 その準備が忙しいものだから、"ホラ、マッチがあるのだから、燃えがら入れと、アルコールランプを用意しなくちゃ" って指示。

 酸性・中性・アルカリ性で色が違うってことを見る。2人班で6本の試験管。4滴ほど入れては振って混ぜる。教科書には図版で載っているが、実際にやってみる。

 今日は、1人で実験している子が2人。内容的には1人で十分できる。

フェノールフタレインで

 続いて、演示実験だけど、フェノールフタレインの呈色。同じ水溶液を使っているが、アルカリ性だけが赤くなる。

 演示実験には書画カメラが活躍する。

万能試験紙で

 そして、万能試験紙。カラースケールを当てて、pH値を読み取る。コレのpHはどれぐらいだ?って聞くと、自席で見ている子どもたちが読み取って答えてくれる。書画カメラって便利だワ。

 最後は、デジタルpH計。数値で表示されるので、pHは0から14までで、6から8あたりが中性、強い酸性は0や1で、強いアルカリ性は13や14だってことを知る。

 

 小学校ではここまでせんでもええことやけど、あるものは使っておこうって。それに、テスト後のお楽しみに、いろいろな水溶液のpHを調べてみるのにつながるから。

 

炭酸水からCO2を抜くと

 時に、炭酸水は酸性の黄色だけど、温めてCO2を抜いたら何性になるだろう? って2つ目の課題。

 予想を立てた上で、実際にアルコールランプで炙ってみる。

 黄色かった水溶液から泡が沢山出て、色が変わっていく、ってのは、マジックのようで楽しい実験だワ。炭酸水からCO2が抜けると、水になっちゃうんだ。

 

 人の方には向けるなって言ったけど、試験管はちょっとナナメに、ってのを言うのを忘れてた。もののあたたまりかたで斜めにして温めたんだけどなぁ。2年も経つと言わなあかんのやなぁ。


 


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固体や気体の水溶液 <水溶液の性質>

固体や気体の水溶液

 今日の配布しておいたセットはコレ。短いガラス棒をチャパッと洗うためのプリンカップ、スライドガラスやガラス棒を拭くためのペーパータオル。

 

 早く来た子らに、マッチがあるのだから燃えがら入れ、アルコールランプを今のうちに用意しとけ、ってアドバイス。取りに行って密になるのを避けることができるもんね。

 あらかじめ個体の水溶液の食塩水と重曹水を分注しておいた。授業の進み具合を見ながら、炭酸水を分注し、各班に配って回る。

固体や気体の水溶液固体や気体の水溶液

 まず、前時にやってるんだけど、炭酸水。ガラス棒で、水溶液を一滴取って、スライドガラスを少々あぶって乾かす。

 

 その実験をしている間に、アンモニア水と塩酸を分注する。アンモニア水と重曹水、塩酸と食塩水を、2人班に配って、途中で取り換えっこ。

 炭酸水は、"なんも出てこない" って。気体が溶けてる水溶液のそれを確かめるために炭酸水をやったんだよ。

固体や気体の水溶液固体や気体の水溶液 「ぼっち実験」

 "出てきた" って言うので、解剖顕微鏡を2台出してやった。そうだ、ウチの理科室は光源装置が無いと見にくいんだった。ま、10倍のルーペ代わりだから見えるだろ。この子、1人ぼっちで実験中。

 

 匂いやら、蒸発した後の様子をノートに記録。

 2人班で実験、で良いのに、無意識に各個人で実験、ってセットを配ってる。

 


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炭酸水からガスを取り出す <水溶液の性質>

炭酸水からガスを取り出す炭酸水からガスを取り出す炭酸水からガスを取り出す

 配布したのは、集気びん、試験管、そしてペットボトルから取り出すためのチューブのついたゴム栓。そして、炭酸水を配って、2人班でボトル半分ずつに分けるように指示。ボトルから炭酸水を分けるのは、実験直前が良いから。

 ペットボトルには、半分に折った割り箸を入れる。割りばしを入れて振ると効率よくガスが出てくる。2本も入れたら十分。

 

 集気びんには半分ほど。ろうそくを入れるスペースが取れたら良いのだ。試験管の方は全部ガス。石灰水が薄められるのを減らそうってつもり。

炭酸水からガスを取り出す

 二酸化炭素の特徴は知っていることなので、ろうそくや線香を入れて確かめる。また、石灰水を入れて白濁するのをたしかめた。

炭酸水からガスを取り出す 「ぼっち実験」

 今日も1人で実験している子が2人。水上置換だって1人でなんとかなったみたい。燃焼さじのろうそくは、ちょっと持ってて、って助けを求めてた子がいたが。

 写真に撮ってみると、ゆったりした理科室だねぇ。今までけっこう過密な所で実験してたんだねぇ。

 

 片づけに入ると、集めたいのは石灰水を入れた試験管と、石灰水を配ったプリンカップ。白くくすんでるのはヤですから、すぐに塩酸で洗浄。

 

 残っている炭酸水を見て、飲んでも良い?って子がいる。"3年前から使っている割り箸だからねぇ"って断ったが、ボトルから割り箸だけ取り出して何とか飲めないかと考えておる。必要性を感じて何とかならんか、って考えるのも理科かも知れん。

 そんなわけで、半分に折った割り箸も回収して引き出しで来年まで乾燥。

燃焼さじの収納

 「あ、燃焼さじは後ろの引き出し」って指示をしておいたら、ちゃんと戻っている。探さなくても良いように、あらかじめ引き出しを半分だけ開けておいた。こんだけの仕掛けをしておくとちゃんと戻ってくるわナ。

 "マッチは3本にしておいたね" って担任はダメ押しの確認をしている。ずいぶん片付けがうまくなってきたこと。新型コロナ対応で、出ていく実験の器材が多いだけに、片付けをきちんとしてくれると助かる。

 

 炭酸水は静かに冷蔵庫で保管すること。ちょっと冷蔵庫に入れるのが遅かったクラスのは、ガスを最後まで絞り出すようなことになってしまった。


 


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全部は準備しておけない実験 <水溶液の性質>

 今日は、乾固しておいた水溶液の固形物を使って、金属の性質を持っているかを確かめる実験。なので、どうやって調べる、とそれぞれからどんな考えが出てくるかがわからんので、全部は準備出来ない。

実験の準備を自分たちでミノムシクリップコードの収納箱バナナミノムシコード

 配布の準備をしておいたのは、試験管と塩酸だけ。そのほか、考えた実験に必要なものは子どもたちが取りに来て実験をする。追加しておいた3人班用の普通教室の机の上にはミノムシクリップ付きコードを高い所から下しておいた。電源装置横には、バナナとミノムシコードも。こうしておくと元通り戻ってくるハズ。

磁石につくか電気を通すか

 磁石を当ててみてすいつくか試したり、電源装置とLED電球で電気を通すか確かめたりしている。あっ、LEDには極性があることを話してなかった。ま、リード線の色をたよりにうまくいってるみたい。

 塩酸に入れると泡を出して溶けるか、も調べてみた。ただ、2日経過すると、乾固した粉末は吸湿していて、扱いにくい。しゃぁない、薬包紙のその部分を切り取って試験管に入れ、塩酸をそそいで確かめた。ちょっと段取りがまずかったかも。

 

「ぼっち実験」

 今日も一人で実験する子が2人。大変だね、重たい電源装置も運んでこなくてはならん。回路をつくって導電を確認するなんてけっこう高度な操作なんだがな。担任は、“こうやったら点くやろ、そしてここを切って通じるか確かめる” って、ダメ押しをしている。回路を組むのは分かっているようでもむずかしいのだ。

 

 こんな調子でやっていると、実験のスキルは高くなるだろうなぁ。中学校でもこれくらい実験をさせてくれると良いのだけど。

 


 


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新型コロナ時代の理科室の NewNomal

理科室入り口

 ウチの学校は人数の多い学年でも1クラス26人。理科室は4人掛けの机が12なので、12班編成にするとほとんどが2人班で3人班が2つできる。

 その学年をのぞけば、1クラス24人以下なので、2人班で実験・観察が出来る。この点は小規模な学校なので恵まれている。

 

 グループ実験は控えるようにってお達しなので、演示実験のセットを持って教室を回っているって学校があるって聞いた。60屬良當牟擬爾函90屬陵科室で、どちらが密になるかって、密度の計算の結果はあきらかなのに、なぁ。

 たしかに、顕微鏡で観察の場面などで、“見えた!” って言うと、“見せて” と机の反対側に回り込んで見に行くので、密になるってるなぁって場面はあった。しかし、それはごく稀なことで、一概にグループ実験のせいではない。友達の顕微鏡を覗きに行くのも止めたくはない。

3人班用の追加机

 似たような環境の図工室を見に行くと、後方のミシン鋸を置く空きスペースに机を追加して、御一人様席を作っている。理科室も3人班のために、教室用の机を1人2台あて運んできて高さを合わせて設置した。サイズはピッタリではないか。

ディスタンスをとって実験ディスタンスをとって実験リトマス試験紙で調べる

 教室で演示実験をするのでは、顕微鏡を使った観察なんて無理やん。5年生の今こそ、顕微鏡の使いかたをマスターさせておかないと、上の学年で手がかかるではないか。

 器具の扱い方も、その時にしなくては中学校へ先送りになるものもある。積み重ねていく実験・観察のスキルを育てる上でマズいんじゃないかなぁ。

 あらためて写真で見ると、2人班なら机の上にいろいろ出しても広い。光源装置に顕微鏡を出して、教科書・ノートを広げていてもプレパラート作成の作業が出来ている。生物教材に限らず、他の実験でも机が広くて何かと都合が良い。

2人班で実験理科室のディスタンス

 24人が座ってみるとこんな感じ。教室の前後は2m、左右は1mぐらいのディスタンス。どの班も2人班。向かいあわずに斜めにずれて座れ、ってもう少し徹底をすればいいかも知れん。

以前のNomal

 今までそんなもんだと思って、声が届き、見やすいように、4人班を理科室の前方の机に集めていたが、このように机を全部使うという「新しい日常」の方が良いのではないだろうか。コロナ前の実験の様子をあらためて見てみると、過密だねぇ。人の距離もそうだが、狭い机にガスバーナーを2本も出して。

ディスタンスをとって実験酸・塩基と金属の反応

 2人班にすると、1人が欠席すると、ひとりぼっちになってしまう。でも、分散登校時に一人で実験をしたので、1人ではいやだと言わない。こちらも慣れた。1人で実験できる子はかえってラッキーなんじゃないかと思うようになった。準備物を取りに来るのを、私がちょっと気を利かせてやるぐらい。

 

 準備物は多くなる。使う消耗品も多くなる。機材も12セット揃えなくてはならない。コストは上がるが、より濃密な授業・実験・観察が出来るのだから、このほうが良いのではないだろうか。

 

「ぼっち実験」


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酸・アルカリと鉄・アルミの反応 <水溶液の性質>

 理科室には予備実験をした後が残っている。この酸・塩基と金属の反応は、時間のかかる組み合わせがあるので、予備実験をやっといてよ、って言っておいたのだ。

酸・塩基と金属の反応

 各2人班に、塩酸を2本、NaOHを2本の試験管を計4本配布した。それぞれ、3規定の濃度のを、駒込ピペットの安全球の下までの吸える最大量の3mlずつ。

 ピンセットを2本配布して、スチールウールとアルミ箔を2個ずつ配布。試験管への固形物の投入方法を指導してから、1人2回ずつ実践。ええわぁ、実験操作が濃い!。

酸・塩基と金属の反応

 新型コロナの対策としてディスタンスを取って席を決めているが、欠席の子がいるのか、1人で4本の試験管の面倒を見ている子が3人も居た。担任も、1人で大丈夫な子や、と静観。子どもらも、えぇ!1人ですんの、とは言わん。自分の方に向けて観察出来るのは、ぼっち実験ならではだからねぇ。

 観察しやすいようにと、試験管立てにはB6サイズの白紙をはさんでいる。

酸・塩基と金属の反応

 NaOHとアルミの反応は早い。ノートに書くのが追っつかないほど。泡が吹きあがり、湯気を立てる。“触ってみ” “あっつぅ”って。これは、水溶液をたくさん入れるとあふれる恐れと、しぶきが飛ぶ恐れがある。3mlで正解。

 続いてHClと鉄が反応を始める。この実験は危険なので机上を片づけて立ってやるもんだが、机のスペースが余っているので、見ながらノートが書ける。実験準備は倍の員数が必要なので、準備や分注をする私の手間は大変だが、この2人班ってぇのが理科室にとっての “新しい日常” なのかも知れん。

 

 10分ほどしたあたりから、HClとアルミの反応がやっと始まる。この組み合わせのために時間がかかるのだ。担任は、それまでの時間を使って“アルミ缶と業務用洗剤の事故”の話をしている。予備実験をしておいたからこそ出来るワザ。

 机間巡視を装って、各班のこの試験管をチャパチャパと振って回ったのだが。多分、アルミの表面の酸化アルミが反応を妨げているんじゃぁないかな。

酸・塩基と金属の反応実験の片付け

 実験後は、塩酸の方の試験管を集めて保管しておく。次の実験で乾固するのは5日先。それなら子どもたちが“臭い”と言う塩酸もガスが抜けて薄まっていることだろう。

 

 配布したガラス棒やピンセットは棚に戻せ、って言っておいたら、ちゃんと戻して並べてある。12個も使った配布用コンテナも然るべきところに戻っている。収納場所は、片づけやすいようにって工夫をしてきたからだ。

 この濃いNaOHの試験管は水洗いさせると危ないので、廃液をまとめただけで回収した。おかげでこっちは、保管する試験管と、洗うべきNaOHの試験管と、危険な廃液を集める方に注力できる。

 

「ぼっち実験」


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リトマス試験紙で水溶液を調べる <水溶液の性質>

リトマス試験紙で調べる

 ムラサキイモ抽出液で6色を呈した水溶液を仲間わけをしてみた。今日は、リトマス試験紙で水溶液の仲間わけの一つの側面を学習する実験。

リトマス試験紙で調べる

 コロナでディスタンスを取るために、2人班の12班編成にしている。4人掛けの机に2人なので、ノートと教科書を広げても机の上には余裕がある。

 

 欠席の子が2人いるらしく、班で1人ぼっちの子が2人いた。分散登校のときに一人ぼっちで実験をして慣れたせいか、何も言わずに1人でやってる。今までなら、"こっちへ移動して二人でやり" って言う所だが、先生の方も慣れた。ええやん、ボッチ実験で、こんな贅沢な実験環境は願っても無いんやから。

 

 左手には、リトマス試験紙の入っているレンズケース。右手にはピンセット。ノートに貼った表に試験紙を並べていって、セロハンテープで止める。この作業がけっこう時間がかかる。試験紙は体に悪いわけじゃぁないけど、手の脂やら、汗がついて反応したらヤだから、ピンセットを使う、と担任が説明するので、律義に守る子どもたちだから時間がかかる。

リトマス試験紙で調べるリトマス試験紙で調べる

 その後、ガラス棒で水溶液を1滴試験紙にのせて反応を見る。ガラス棒は、攪拌用の長いガラス棒では取り回しが悪いので、水滴をのせるために作ったプレパラート作成用の15cmの短い方。長い方も短い方も40本作っておいてよかった。

 水溶液を変えるたびに、水で洗って、ペーパータオルで拭く。水洗いの容器は給食時に回収してきたプリンカップ。これなら席を立たずに水洗いが出来る。

 水溶液は、2人と2人に分かれている2人班に3種ずつ配布して、途中で取り換えっこして6種の水溶液で実験。しかし、1人12枚も試験紙をノートに貼り付けるなんて、贅沢な実験だこと。

 表には「水酸化ナトリウム水溶液」って書くのが面倒なので「NaOH」って書かせることにした。横に「水ナト水」「水ナ水」なんて注釈を書いてるがそうは呼ばんのだなァ、苛性ソーダの方が良いかも。

リトマス台紙

 この後、「酸性、中性、アルカリ性」と習う。これは水溶液の性質として教えるべきことだ。教えるべきことと、考えさせるべきことを分けなくては、クイズやあてもんの理科になってしまう。なので、今日は「考察」にはこだわらない、「感想」を多く書いてくれる方が授業の発展性が生まれるのだから。

 2週間ほどしてテストする頃には、どっちだったっけ?ってなる子が居る(って思う)ので「青くなったら、アルける」って覚え方も教えておく。

リトマス台紙

 水溶液の配布は、実験用ガスボンベの廃品のキャップを使っている。試験管で配ったことがあったが、ガラス棒を放り込むもんで、“先生!滲み出してきた”って試験管の破損事故が起きた。ヤだよ、40倍希釈とは言え劇薬を使ってるのに。で、もっぱらボンベキャップ。

 2時間目のクラスの石灰水の反応が思わしくないのがあった。多分、ボンベキャップに2mLしか配っていないので、中休みの時間中に炭酸カルシウム水になっちゃったのかも?

 

「ぼっち実験」


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理科室全体に広がって観察 <植物のつくりとはたらき>

分散配置「ぼっち実験」

 全員登校が始まった。理科室は座席を半分に間引き。

全員登校が始まる

 4人掛けの机に2人。顕微鏡をのぞく姿はちょっと密接かな。もうちょっと斜めにずれたら良いのに、光源装置の真ん中を使いたいんだなぁ。

道管の観察道管の観察

道管の観察道管の観察
今日は道管の観察。同じ机の二人に生物顕微鏡と実体顕微鏡を出す。厚く切りすぎたら実体顕微鏡で見れば良いから。

 「見えた」って言った子の顕微鏡に、コンデジを押し当てて撮ったのがこの写真。

 

 ちょっと赤インクを吸い上げる時間が乏しかった。しおれるのを覚悟で、前日夕刻から吸い上げさせていると良かったのだが。

 

 いえね、先輩に聞いたら、パセリが良いって言われたらしい。セロリの言い間違いだったって笑い話だった。セロリなら1時間もあれば良いし、次のクラスまでまた色水にさしておいたら良いから。

導管の観察

 セロリならこんな感じ。肉眼でもOK。


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ぼっち実験だから良いのであって、その反面… 

ぼっち実験「ぼっち実験」

 分散登校のチャンスに、ソーシャルディスタンスをとった座席配置での理科実験の授業。いつもなら、4人から5人が座る実験机にたった一人。これで2m以上のディスタンス。

 実験準備係のこっちも、一人分の実験セットを組んで配布する。1人に、実験用の試験管と、比較対象の試験管の2本をセットにしている。

 通常なら、ヨウ素液は班に1本の6本用意すりゃぁ足りるのだが、1人に1本ずつにして個々人にあたるようにした。だから、席を立つ必要がない。特に危険がないので座ったまま実験。

ぼっち実験

 机って広いなぁって思ってしまう。一人で実験すると濃い授業だが、よぉーく聞いてないと間違うし、子どもたちも大変だろうなって思ってしまう。

 

 ただ、授業としては、相談する相手が遠すぎるし、話せないし、1人で考えてたんじゃぁ深まっていかない。あ〜だ、こ〜だってつぶやいてる時間があるからこそ授業なんだなぁって思う。考えをまとめる時間が持てないところが問題だ。だからこそ、結論に誘導することや、教え込みをしないことなど、教師も言動に注意しなくてはならない。

 「濃密な実験」とアピールしてはいるが、何だか子どもたちが孤立して内職をしてるような授業って気がする。早くにぎやかな授業が戻りますように。
 


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自分の呼気の組成を調べる <ヒトや動物の体>

呼気の組成を調べる実験「ぼっち実験」

 今日も分散登校。学級の半数が登校している。机の上には、先週から暖機運転しておいたデジタルのCO2チェッカーと、ポリ袋。

 4人用の実験机に一人ずつ座って実験。

呼気の組成を調べる実験

 贅沢だねぇ、デジタルのン万円の測定機器が一人に1台。それで、自分が吐いた息を調べるなんて。コロナのおかげですよ。いつもなら、誰かが吐いた息で調べるか、せいぜい二人のどちらかがって実験にしか出来んところだ。分散登校は、三蜜を避けてゆったりと実験が出来るチャンスなんだから。学校長も「広がって実験」って学校ブログの写真を撮りに来た。

 

 ポリ袋をバサバサと振って空気を入れて、チェッカーの校正ボタンを押してポリ袋の中の空気の組成を調べてみる。

 その後、袋の空気をスーハースーハーして呼気に入れ替えて、同様に校正ボタンを押してから測定してみる。

 

 二酸化炭素が0.04%だったのが、呼気になると4%ほどになった。酸素は減っている。数値がそんなに伸びない子は、律義にマスクをしたまま実験をしたから、らしい。そこまで気を配れんかった。

 その後、石灰水を入れて袋を振ってみる。カルピスになった、って。個人実験って良いねぇ。

 

 あした実験をする、残り半分の登校予定の子たちの分のポリ袋を準備をしておく。

 デジタルのチェッカーは、センサー部分の寿命がすでに来ている。6台あれば間に合うか、と思って今年度のために4台だけセンサー部分を新調した。ところが、この臨時休校だ。

 そして、分散登校なので、12台も使うことになったではないか。5日間の暖機運転の結果、ちょっとフラフラしてあやしいセンサーもあるけど、まぁ何とか使えたみたい。

 

 この実験、教科書のように気体検知管を使うと、1本300円、500円の消耗品を一人に1本なんて配ることは出来ない。センサー自体が高価なものでもったいないと思っていたが、こんな時だからこそ、この測定器の利点が発揮されたなって感じた。

 1人が2回ずつ2種の気体の濃度を測定。検知管なら4本を使い捨てにしていたところだ。今日の授業2時間で、100本の検知管を使っちゃうなんて出来そうもない相談だ。それがチェッカーなら何も廃棄物が生じない。

 

 テスト対策を考えると気体検知管も使っておかなきゃいけない。湿り気を嫌うセンサーなので、植物の葉の呼吸を調べるのに使う予定。木の枝に取り付けたポリ袋を外さないまま検知管を差し込んで、現地で調べることが出来るから。

 

 


 


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コロナの渦中に唾液の実験かいな <ヒトや動物の体>

過疎の実験室「ぼっち実験」過疎の実験机手元は書画カメラで

 一日おきに登校する分散登校が始まった。で、クラスの半数が登校なので、12人。理科室に座るとこんな感じ。教室よりもディスタンスが広くて過疎。4人机にたった一人だもん。

 実験の説明を前に集めてやってたけど、書画カメラとテレビで説明。子どもたちが自席を立つことなくすませた。

個人実験

 デンプン溶液に、唾液の染みた綿棒を入れて消化作用があることを確かめる実験。一人で比較対象の水道水を染ませた綿棒の方もやるもんで忙しい。円を描くように振って混ぜる、ってのを両手でやるぐらい。

 ヨウ素液は、滴瓶を使っていたが、浮沈子に使っている弁当用のソース瓶にした。この方が2滴って指示してもうまく垂らせる。ただ、紫外線に弱いので保管にあたっては注意が必要。

ヨウ素反応

 こんな結果になりました。個別包装の綿棒を仕入れてきて正解!。障害籍の子も一人で実験せなあかんって濃密な授業だった。

 「色が出ぇへん」と言ってる子がいる。「ちゃうやん、色を消したんは誰のせい?」「唾液がちゃんと働いてるからやろ」って。色が出るって方が分かりやすいって実験への期待はワカル。

 子どもたちが広げている資料は、臨時休校中の家庭学習の課題の冊子。それでは足りない実験をフォローするだけで進んでいく。次は呼気の組成の予定。検知管を一人1本だとコストがかかるし、それだけ用意していないので、デジタルのチェッカーを使う予定。暖機運転を始めておく。

 

 試験管3本の1人用の実験セットを12個、それを4回準備することになる。4人班でやるなら試験管5本で12セットで済むものを、試験管はのべ8本、一人用を48セット用意したことになる。担任も「これで同じ授業を4回目」って言ってる。手間はかかるが、分散登校の今がチャンスの実験だワ。

 

 で、子どもたちは試験管を水洗いだが、それを集めて熱湯消毒が良いって職員間で言われたらしい。今時、熱湯消毒かよ、って。逆性石けんでブラシ洗いをして、すすぎは、次亜塩素酸ナトリウム液に漬け置きして洗った。やっぱりねぇ、でんぷん糊は水洗いだけでは落ちんワ。

 

 熱湯消毒って言われて気が付いた。コロナの真っ最中なんだな。こんだけ過疎な教室で、流しも一人に一つあたるって環境での実験だから良いのだけど、使った器具の後洗浄はきちんとやらんとアカンわナァ。

 昔、保健室に熱湯消毒の機材があるのは見たことあるけど、今時聞かんよね。昔々保健室で歯鏡を消毒してるのを一度だけ見たことがある。だいたい塩化ベンザルコニウムにジャボって浸してる方が多かった。現在は人数分の歯鏡を用意してるけど。熱湯消毒って言われても、家でジャムを作る時ぐらいだワ。

 

 


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2人 × 12班編成にそなえて 

ソーシャルディスタンス半数登校では「ぼっち実験」2人班配置

 ソーシャルディスタンスの掲示物を作っておいたら、使ってくれている。

 で、理科室も、4人席に対面しないように2人がけ、つまり6班編成を、倍の12班編成にするつもりで、机に表示を貼った。と匹Aの机、流しの向こうはと匹Bが座る。普通なら班の机だが…って表示。

 当面は半数登校。13人ならって配置を描いてみた。青い線が約2m。十分な距離じゃぁない? 文科省はやめとけって言ってるみたいだけど、半数登校の間が、感染防止対策十分の環境での実験のチャンスなんだワ。それに、1人でみっちりと実験することになるし。

 三つめは、通常授業に戻った時の座席配置。二人班の12班編成。これでも1mは離れてる。二人で実験って、授業の方は濃密。

6×2班編成

 んで、それに合わせて試験管立ても6班編成×2に変更。

 デンプンと唾液の反応のために用意した試験管だ。二人分と、唾液ではなく水道水でやってみるコントロール用が1本。一人実験でもこのまんま配布の予定。

6×2班編成

 こちらは、発芽の実験用。普通の6班編成で、2クラス用。6班×2にも対応できる表示にした。

 反対側の表示は、12班編成用の表示だけど…。

 

 
 


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今日は分散登校日

分散登校

 臨時休校になって初めて、かな?始業式以来の分散登校日。半数ずつが登校。靴箱もこんな感じ。

サーモカメラ

 サーモカメラで体温を見て、マスク着用で、って昇降口に机が出て、手すきの先生が迎えている。

分散配置「ぼっち実験」

 いよいよって感じがしてきたので、理科室も、椅子を分散配置。

 実験はこれで良いのだが、その方法の説明を、今までは前の机に集まってやってたが、どうするかねぇ。ちょっと考えてみなくては。

 かといって、スーパーのレジみたいに、教師用実験卓にビニールを吊り下げてなんてのはイヤだからね。第一、防炎加工してないもんじゃないんかいな。理科室は火も扱うんだからねぇ。


 


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最終更新日: 2020/10/29

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