ニクロム線を巻くことにした

ニクロム線を巻く「電熱器の修理」

 6年生は修学旅行から帰ってきたばかりだし、5年生は4泊5日の自然学校に出かけている。これがチャンスと呼んでおいた4年生はあさってにするって言うし、今日は誰も来ない。

 そんなわけで、熱板の錆び取りが済んでいる電熱器にニクロム線を取り付けることにした。

 

 コイルになっているニクロム線はあと1本しかない。新しくつけるには2本いる。

 糸巻に巻いてあるニクロム線をコイルにすることにした。ひと昔前の牛乳籠を収納用具にした時に、はずしておいたステンレスの仕切りの針金が手ごろな太さだった。

 それをおよそ出来上がりのサイズに切って、叩いてまっすぐにしてドリルに取り付けて回してみる。どうしても芯ぶれが出る。ちょこちょこ直しながらまっすぐにする。芯ぶれがあると回転させている内にこの針金が暴れるのだ。

 

 これに糸巻きから外しながら、コイル状に巻いていく。スイッチを押しては20回位ずつ巻いていく。ちょっと油断すると重なってしまったりして、歩留まりは半分ぐらいかナ。

ニクロム線を巻くニクロム線を巻く

 巻けたので、それに合わせる銅線を作る。LANケーブルの芯線の被覆を剥いで使う。ニクロム線よりちょっと細いが頃合いの太さだ。熱板裏から端子まで、ニクロム線と銅線をより合わせておく。

ニクロム線を巻く

 端子に付け、通電してみる。ちょっと外側が短かったみたいですぐに赤熱する。

 買ったコイルよりちょっと太いので熱量も大きそう。

 手間のかかる電熱器だわナ。

 


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やっぱり電動ツールは早い

電熱器の熱板のメンテ「電熱器の修理」

 手が空いたらコチコチと削っている電熱器の熱板のニクロム線のサビ。この熱板についてサビが新しいニクロム線のサビを呼ぶのだ。

 だから割らぬように気を付けながら少しずつ削る。

 

 そこで電動ドリルに刃がついていたので、回しながら歯医者さんみたいに熱板に当ててみた。うん、やっぱり仕事が早い。

 ドリルの刃先のキレは悪くなるだろうけど、ま、100均クラスの刃だからやってしまえ…って。

 

 熱板はきれいにしたのだが、ニクロム線が足りない。糸巻に巻いてあるニクロム線はたっぷりあるが、それをコイルにする手間よりも、新しく買うことにするか。


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電熱器の修理 その2

「電熱器の修理」

 電熱器の修理の最初は、ニクロム線の加工から。端子に接続するための端線の引き出しと、コイルの伸ばしだ。いずれも長さの目安を取っておくと作業がしやすい。

 端線の引き出しは、必ず細い棒にニクロム線を差して、端線がまっすぐになるように引き出す。手近にあった番線クラスの太い針金をまっすぐに伸ばして冶具として使った。

 コイルは、ムラが無いように伸ばさないと均一に赤くならない。ただでさえ熱板に当たっているところは赤熱が遅いんだから。

 コイルを熱板側にはめたら、裏側の細工だ。裏は、耐熱のセラミック管に保護されている。中は導線とニクロム線がより合わせてある。新しい導線を作れば良いのだが、面倒なのでニクロム線とより合わされたままのをそのまま使う。熱板の裏側でニクロム線が発熱しないように銅線とより合わせるのだから、セラミック管がはまるのなら良いのだ。

 端子にはねじると締まる方向に巻き付けてねじ止め。内外の回路に分かれているので、むき出しのスイッチの動きを確かめながら取り付ける。配線が出来たら、裏蓋を閉める前に通電試験。

 無事なら、忘れずに修理した日付を書いておく。

 

 「電熱器の修理」で検索する人がおられるので、最近の修理事例を2回にわけて書いてみました。過去の記事もご覧あれ。2017.3 2017.2 2016.12

 


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電熱器の修理 その1

「電熱器の修理」

 ひょんなことから出してみたらトラブル持ちだった電熱器。準備室でひっくり返してみると、ニクロム線が何か所も切れている。

 今までは、コレで醤油餅を炙らないでほしいな、なんて思っていたのだが、どうも違うらしいと思い始めた。熱板の醤油が落ちたようにサビの出ている部分で切れているのだ。

 ニクロム線と言うけど、鉄合金だ。ステンレス鋼の仲間だが、サビに誘われるように錆びるみたいだ。もしそれなら、熱板のサビを落としておいた方が良いのだろう。

 マイナスドライバの先を使って、ガリガリと素焼きの熱板の錆びているところを削ってみる。センターのネジを見ると、まださほど錆びていないので、作業しやすいように熱板を取り外すことにした。

 取り外して、サンドペーパーを棒に付けてガリガリと細かなサビの部分を削っていく。

 我慢して作業したおかげで、ニクロム線を張り直すとほぼほぼ新品になった。


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電熱器を修理する その2

電熱器の修理「電熱器の修理」電熱器の修理電熱器の修理

 チェックしてみたら、電熱線が片方しかなく、熱板の割れている電熱器があった。熱板を交換すれば良いのだが、熱のせいで留めているネジが錆びていたり、ネジ頭にドライバが嵌らなかったりと苦労するものだ。探し回って熱板を手に入れる位なら、新しい電熱器を買う方が早いし。

 電熱器は10台あるのでまあまあ間に合う。そこで、応急処置で使えるようにしょうと考えた。

 

 割れて沈んでいる熱板を何とかして持ち上げれば、発熱線を張りやすい。そこで、熱板の下の金属に穴をあけ、タップビスを打ち込んで支えることにした。

電熱器の修理電熱器の修理電熱器の修理

 裏返すと熱板のかけらが落ちて来るので、作業がしにくいが、ニクロム線を両方とも張り替えた。

 通電試験をしてみると無事だ。注意して水平に使用しなくちゃならない。取り出しにくいところに片づけて、めったに出てこないようにしておこう。

 

 電熱器ってあまり見なくなったものだけど、炎と水蒸気が出ないところが利点。乾燥させる、炙るって作業が得意。海苔をあぶるのはコレに限る。火力の調整がしにくいのが欠点。

 

 学生時代にコレでメシを炊いたことがある。うまく炊くにはちょっとした工夫が必要なのだ。大規模災害に遭った時にも役に立つ方法なのだが、火力の調整のできない火器で、どうやればうまくコメが炊けると思います?

 


 


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電熱器のニクロム線が切れているので修理をする

電熱器の修理「電熱器の修理」電熱器の修理電熱器の修理

 スクリューキャップ式のアルミ缶の飲料ボトルに少し水を入れ、沸騰させてフタを閉め、冷やしてクラッシュさせる実験をしてみようと思った。熱源として選んだのが電熱器。炎が出ないからやりやすいのだ。

 ところが、取り出した電熱器はニクロム線が切れている。もう一台出してみると、片方のニクロム線がナイ!。以前に全数点検して修理しておいたが、こんな熱源は使うことがなく無事だろうと思ってたが、これではイカン。早速、修理にかかる。

 

 裏蓋を開け、セラミックの保護管を数を確認しながら外す。修理パーツからニクロム線を出してくる。

電熱器の修理電熱器の修理電熱器の修理

 保護管の中で、スイッチ部分へは銅線を一緒にねじって発熱しないようにしてある。ターミナルへは巻き付け止めだ。

 コイルに巻いてあるニクロム線はうまくほどかないとあとで苦労をする。針金をコイルの穴にはめ、まっすぐに引き出すと素直なニクロム線が出てくる。コレが波打っていると銅線と捩る時に困るし、セラミックの保護管が通らなくなるのだ。

 配線部分の必要な長さを引き出すと、コイル部分を引っ張って伸ばす。この長さの加減がむずかしい。わずかに短めがベスト。伸ばしすぎたらちまちまと戻せば良い。

電熱器の修理電熱器の修理電熱器の修理

 熱板の溝に伸ばしたコイルを嵌め込んでいって、配線用のまっすぐな部分を裏側に引き出す。これに銅線を捩りあわせて、セラミックの保護管をかぶせる。端は、釣り針状に曲げて、ネジが締まる向きでターミナルにねじ止めする。スイッチは、内側・外側の切り替えになっているので、表示通りになるように注意して配線をする。

 裏蓋を閉める前に通電試験をしておく。

 手順を書けばこのとおり簡単なのだが、サビやらよごれやらを掃除しながら、長さをぴったりに合わせるのでけっこう時間がかかる。

 

 この程度の修理って、技術家庭科で習った範囲ですよね。
 


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最終更新日: 2020/07/09

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