演示用のてこ実験器 <てこのはたらき>

演示用てこ実験器

 ノーマルにてこ実験器からやろうかな、と担任が言うもんで、演示用の実験器を準備した。

 上下黒板の上縁を止めているビスにタコ糸を固定して、その先に実験器をぶら下げる。磁石で黒板に貼り付くようにはなっているんだが、こうしておくとずれて下がってくることがない。

 

 この糸、ふりこの実験の時にも、注意事項を指導するのに使える。

 普段は、黒板の裏側に垂らしているだけ。こんなしかけがあると気付く人はいない。


 


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テコ実験器を準備しておく <てこのはたらき>

テコ実験器

 6年生の教材の進度が速い。聞くと、プログラミングに時間を割くつもりらしい。

 で、テコ実験器を、出しにくい上部戸棚から下して、窓際にセットする。

 

 この実験器は、いろいろなメーカーの寄せ集めだけど10班編成に2台ずつ配れるようにしたもの。数は足りるのだけど、2人班の12班編成で使うようにと、組み立てながら確認。

テコ実験器

 今まで、てんびんのストッパにひっかからないことがあったが、スペーサーを手作りしてはめて、振れすぎないように細工した。

 

 実験器のさらに窓側には、体育用品をリユースした木の丸棒のてんびんを置いている。どっちを使うかは知らんが。

 籠には、20gのおもりを15個ずつ。手作りしたおもりを下げる糸も近くにセット。

 1人一つで実験するつもりなら、残っている支持台と鉄製スタンドを使えば可能。


 


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数が多いと面倒な作業 <てこのはたらき>

手づくりのてんびん棒

 テコの実験のための天秤棒を12本以上作ったのは良いけど、おもりを下げる輪っかが要るではないか。先に圧着端子をかしめたこの輪っか、1本に3本の糸を配るとすると、おおかた40本。

手づくりのてんびん棒

 何とか作り上げたのがこれ。シール容器に収めて、テコ実験器の支柱のそばに収納した。

手づくりのてんびん棒手づくりのてんびん棒

 体育用品を加工した、赤白の手作りのテコ実験用の天秤棒は14本。以前からある10mm丸棒が10本。

 おっと、今年の6年生なら一人1本になるじゃぁないか。支柱が足りんが、鉄製スタンドや、ふりこの支柱を動員すると足りそう。

 

 右に3個、左に1個のおもりで…なんて課題を出して、1人ボッチで解答を探させるなんて実験が出来そう。


 


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テコの手づくりのてんびん棒 <てこのはたらき>

手づくりのてんびん棒

 コレをコロナ対応の2人×12班編成にしようと思って作業をしてました。

 キャンドル台を作りながら、体育用のこの丸棒を枝代わりに使うってのが最初の発想だったが、自然木の枝が足りたので、無事にテコの実験用の天秤棒になることになった。

手づくりのてんびん棒手づくりのてんびん棒

 カッターナイフの刃の上に乗せて釣り合う点をさがして、そこにヒートンを打ちこんで、ヒモを取り付けた。

手づくりのてんびん棒手づくりのてんびん棒

 おもりを下げる方は、同じく圧着端子。タコ糸を輪っかにして、圧着端子にはさんで、ペンチの刃で押しつぶす。

手づくりのてんびん棒

 なが〜い段ボール箱を見つけてきたので、それに放り込んで天秤棒の方は収納完了。

 中の小さな段ボール箱は、10mm丸棒の同じような天秤棒。両方使うと、もうちょっとで一人1本になっちゃう。支持台が足りんので、鉄製スタンドのお出ましになるかな。

 

 白い塗装がされているので、おもりを下げた所を鉛筆でマークして、長さを測ってと、汚しながら使えそう。

 普通のテコ実験器だと、決まった所にしかおもりを下げられないけど、これならどこでもOK。さて、担任はどっちをつかうだろ?

 

「covid」


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手づくりのてんびん棒で実験したらどう? <てこのはたらき>

手づくりのてんびん棒

 何でか知らんが体育倉庫から理科室にやってきた、棒。二人で棒を引きあうヤツだと思う。体育系のシールが貼ってあるし。

 で、コレの中心にヒートンを打ち込む。カッターナイフの刃の上に乗せて、釣り合ったところに印をして、下穴をあけてヒートンをねじ込む。

 この棒で、運動場に線を引いたらしくて、真ん中の帯の所にヒートンが来るのが少ない。

手づくりのてんびん棒

 で、そのヒートンにヒモを取り付ければ、支持台なんぞに掛けられるではないか。鉛筆で棒にマークして、そこまでの長さを計って計算してみるなんて実験が出来る。

 何とか9本製作できた。人数が少ないのでこれで足りそう。教材屋さんのテコ実験器と、細い木棒の天秤棒と、今回のコレで、1人一つ配布できる。やろうと思えば個人実験が出来そう。贅沢な実験環境だこと。

手づくりのてんびん棒

 あとはどうやって重りを下げるかだが、こんなもんを作ることにした。棒1本に3つぐらい要るかな?
 


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テコの授業がまとめに入った <てこのはたらき>

テコのまとめ

 今日は、テコのまとめとして、実際に材木から釘を抜いてみる体験の授業。

 初めは、問題に答えて、左右が釣り合うように重りをつるしてみるマトメ。

テコを使って

 釘は、頭の出ているのが一人1本、頭が打ち付けた薄板に埋もれているのが1本、各自にあたるようにしてある。

 やっぱり、頭の出ている釘は抜きやすい。その向きでは力が入らんだろう、って抜き方も多いけど…。

テコを使って

 打ち付けた薄板は、薄板と材木の間にバールを差し込もうとしている班が1つ。あとは無理と思ってるらしい。

 “頭さえ引っかかったら抜ける”と言って、金づちを使ってバールを打ち込んで見せる。

 

 釘を抜いたことがあるって経験は半数もいなかった。これが現実らしい。


 


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釘の抜き方を知らん <てこのはたらき>

1 釘を抜くなんて、初体験なのだ

てこを使っててこを使っててこを使って

 素麺やリンゴが木箱に入っていたので、開封するためにくぎ抜きを使う、ってのは昭和の話だ。今の家ではくぎ抜きなんてものの必要がない。フックを貼り付けるので、柱に釘を打つことすらナイ。30年以上経過したが、いわゆるニュータウンのわが校区の家庭でバールを持っているのは何軒あるだろう?

 だから、釘を抜くってテコの応用は学校の授業が初体験なのだ。餅つき、マッチの使いかたと同じで、学校でやっておかなくちゃあかんものの一つなのだ。知識に体験の裏付けを持たせてやらんとあかん。

 配った材木の釘を見て、頭の出ている釘は抜こうとするけど、打ち込んである釘は「これは抜けないワ」ってのが子どもたちの反応。それじゃぁ、木箱はあけられんわいナ。

 で、金づちとバールで抜き方を見せて回る必要がある。なんだか図画工作か技術家庭の授業みたいになっちゃうが理科なのだ。

2 手作りの実験器も良いもんだ

木製てんびんの手直してこのきまり

てこの働き実験器テコ実験器

 テコ実験台ってのをかき集めて班に2台ほど用意してある。その他に、丸棒の中点にヒートンを打った天びん竿もある。それに加えて体育で使わなくなった棒引きの棒もある。

 これで二人に1台か、一人1台の実験が出来る。釣り合う場合の法則を見つける実験だ。

 決まった所にしか重りを下げられないのが便利なのか、不便なのか、実験しているうちに“どっちでも大丈夫だ”ってことになる。

 棒引きの棒も中央にヒートンを打って天秤棒にしてやろう。

3 ハサミも使いよう…ってネ

銅板をハサミで切る銅板をハサミで切る

 写真はキッチンばさみだが、事務用はさみなどで焼きなました(熱伝導の実験で使い古した)銅板を切ろうとおもうと切れない。どうやったら切れるか、ってのがテーマ。

 力点、支点、作用点の位置関係に着目したら、力がより強く加わる使いかたってのが理解できるハズ。

4 大型テコ実験器もある

てこのはたらきの導入実験に

 “先生を簡単に持ち上げる装置を作ろう”なんてテーマを考えた先生がいる。“やめとけ!”ってのが私のアドバイス。

 60kgの先生を持ち上げようとすると、支点にはどれだけの力がかかるか、って計算をしてないからだ。“それに耐える支点と、天びん棒をどうやって用意するつもりなの?”って疑問なのだ。

 10kg程度の砂袋を持ち上げる大型テコ実験装置でこの大きさ。支点を移動させたりして実験できるようになっている。これでも5kg、10kgの砂袋が錘だ。この何倍もの丈夫な装置を考えなくては先生を持ち上げるなんてことは出来ないってことだ。やったとすると、家庭科室のステンレスの物干し竿をへし折ってしまうのが関の山だ。

 リアルな先生を持ち上げるのは難しいので、モデルで実験して考えるってのが、そもそもの実験なんとちゃう?ってね。

 

 


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釘を抜いてみる授業のために <てこのはたらき>

釘を抜くために、てこの働き

 昨年、釘を抜く授業に使った材木を出してきた。まぁ何と、新しく釘を打って抜いてみたりもしたので、何かにかじられたような材木になっている。それを整えて、釘と板切れを打ち付ける。

 新たに今年の材木を手に入れて、それにも板切れと釘を打ち込んでおく。

 

 段ボール箱に合わせて材木を裁断したので片付き具合が良い。これで、1本を4人がくぎ抜き体験をする。

 


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黒板に特大テコ実験器を置いて演示 <てこのはたらき>

特大テコ実験器で

 テコ実験器を使っての実験が始まる。特大のテコ実験器を黒板に下げておいた。

 実験をしながら結果の表を埋めていく演示を黒板でやってみる。

特大テコ実験器で

 踏み台を置いて、指名された子が出てきて思った重さを下げて釣り合わせてみる。かなわんことに、3で割るところも出てくる。30g下げるとちょっと足りない。急いで5gの重りを出してきましたワ。35gではちょっと行きすぎ。計算通り、33.3gあたりになるのかなぁ、って。

 

 それなら班の実験セットに細かな錘が要るではないか。20gばっかりの所へ10gも追加して配っておいた。

 

 実験をしてみた子どもたちの感想は、実験器だと割り切れないところがやりにくいけど、手製のてんびんだと細かな調整が出来て良い、だって。


 


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特大天秤で砂袋の重さを体感する <てこのはたらき>

演示用てんびん

 特大の天秤がある。テコの実験用だ。

 テコの実験というと、体感させたいってんで、大型のものを持ち込みたがる。“大人の先生を軽々と持ち上げられたら驚きではないか”なんて発想だ。そんな実験装置をかんたんに作ろうとするからややこしい。60kgの先生を持ち上げようとすると、力点と作用点にかかる力がすべて支点にかかるのだ。そんなことしようとするから、支点が壊れるか、テコが壊れるかのどっちかになってしまう。

 大型のテコ実験器はついているのが5kgの砂袋。それを力点の位置を変えて重さを体験してみる実験を始めた。

 

 その間に、机上で使う実験装置の大型版を黒板に設置しておいた。黒板につるしていた振り子のヒモをつかって天秤棒を吊り下げたものだ。

テコの実験テコの実験

 机上で実験が始まる。余裕の時間を使っているので、まだ課題が出ていないが、いろいろと触り始めた。丸棒の手作り天秤もお出まし。課題の解決のために二人で一台の実験が次から始まるのだろう。

 


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木製の天秤のひもが長すぎるので <てこのはたらき>

木製てんびんの手直し

 過去に手作りした木製の天秤、支点を吊っているヒモが少々長い。支持台に下げると錘が机につきそうになる。ほどいて縮めることにした。

 簡単な作りだ。中点さえ正確に出せば、そこにヒートンをとめただけの構造。過去の実験で、いろいろえんぴつでの書き込みがある。

木製てんびんの手直し

 木製の天秤用の支持台は、かき集めたもので高さが揃ってない。でも、ま、これで重りを2段くらいは下げられそう。
 


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切れへんのやけど <てこのはたらき>

銅板をハサミで切る

 ろうそく立てを作るのに円く切った残りの銅板、切ろうと思っても切れへん、どうやったらいい?と聞いてみた。

 “銅を溶かして…”なんてこと言う子も居たけど、“もっとハサミの下の方で切ったらいい”という子がでてきた。生活の中で経験しているんだよね。それを引っ張り出すとテコの原理に近づく。“支点に近い所で切ると良い”と言い換えるようになると、OK。

銅板をハサミで切る銅板をハサミで切る

 0.5mmの、それも熱伝導の実験で焼きなました銅板だから、普通のハサミで切れるのだ。

 切って見せた後、切れ端の銅板を渡すと何人かが切って試していた。筆箱に入っている普通の事務用ハサミで、だ。ハサミは使いようでキレルって言う方法の一つなんだな。

 

 支点・力点・作用点って言葉を習ったので、法則をみつけるために、木製の丸棒の天秤での実験に入る。
 


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テコの実験用に手作りの天秤を追加 <てこのはたらき>

手作りてんびん

 下の写真のように、昨年用意しておいたテコの実験用の天秤は10台。40人満杯のクラスで4人に一台じゃ実験に参加しない子が出て来そう。精一杯出しても17台なので、10班編成には中途半端だ。

てこの働き実験器

 丸棒の中心に支点を設けた天秤があるのを思い出した。出してみるとちょうど10本。何本かを刻んで試験管立てを修理した残りだ。

 予備パーツの箱の中を探してみたら、支持台が3台作れた。

 重りを下げるヒモは、振り子の第一バージョンで作ったのを捨てずに置いていたのがある。1台に3本ずつ配れた。これで実験が出来るではないか。

 ただ、むずかしいのは、天秤棒に目盛りやら、穴がナイ。ヒモの位置を微調整して釣り合わせて、支点からの距離を物差しで測るって作業になる。ちょっと高等な実験でおもしろそう、そう思ってくれるといいんだが。

 

 担任には「作っといたから。二人に1台な。ちょっとやりにくいけど」と言ったが、「その方が普通じゃない?」って答えなのでおもしろい実験になりそう。

 

 10個ずつ配ったおもりを、20個に増やしておいた。釣り合う法則をうまく見つけてくれると良いなぁ。


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釘を抜いてみる <てこのはたらき>

 理科室前に、金づちとバールの入った引き出しが置いてある。ってことは、今日はこの授業だ。

てこを使って

 てこを使ってこの釘を抜くように、というのが指示。打ち付けてある板を止めている釘は「抜けない」と子どもたちは思っているみたい。昔はなぁ、リンゴなんかは釘を抜かないと箱から取り出せなかったのだ、と補足しておく。

 なるほど、打ち込んである釘の抜き方は誰も知らないみたい。なので、あちこちタネを蒔いてまわる。

てこを使っててこを使って

 釘のそばにバールの先を叩き込んで釘をとらえるところまで見せる。あとは何とかなりそう。道具は知恵で使うもんだ。

 しかし、ホンマに釘の抜き方を知らん、というのはホントだった。こんなもんを用意しておいて正解。

 

 暇な子は釘を打っておいて、というものだから、そりゃ助かる。次のクラスのためにまた釘を打ちなおさなくちゃと思っていたのだ。

 打ち付けた板切れは再利用は無理と見ていたのだが、釘を打ってくれるとなると、新しい釘を用意しなくちゃ。抜いた曲がった釘では打ちにくいはず。授業中に急いで倉庫へ取りに行く。授業中に自由に動けるのも私の存在価値。

 

 まぁしかし、抜きにくそうな釘ばっかり打ち込んでくれたこと。こりゃ来年使おうってのは無理。また1年間でよさそうな柱材を探さなくては。


 


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てこ実験器がなくても何とかしろ <てこのはたらき>

てこのきまり

 班に2台のてこ実験器を運んで授業が始まった。

てこのきまり

 気になるのは朝から理科室前に運ばれてきている、体育の棒引きの棒。どうもこれを天秤にするらしい。

 真ん中にひもを結んで釣り合わせている。そこらへんにあるものでも何とかしろ、とさすまた、やら松葉杖、ほうきも登場した。左右で重さが違うものでも天秤になるのだ。

てこのきまり

 おもりを下げることが出来るように、ヒモを切っておいてほしいとリクエストを受けたので、以前に作ったふりこのヒモをリユース。長さの決まったふりこにしようと両端に圧着端子を取り付けたのだが、長さが気に入らず作り直したので、半ばごみとして制作用具の中に置いてあったもの。

 両端が圧着端子なので、半分に切ると30本以上出来た。これなら普通の棒におもりを下げて、てこの実験ができる。

 

 使い方を描いたマニュアルと、保存するための段ボール箱を作らなあかんやろな。


 


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てこ実験器が用意してある <てこのはたらき>

てこ実験器

 てこ実験器が窓際に並べてある。提出されているノートを見ると1度は使ったみたい。

 しかし実験器は8台だけ。形はそろわないが3社分をかき集めて17台あるのだからと、班に2台並べておいた。4人に1台だと実験に参加しない子が出るかもしれないが、二人に1台だとぼんやりしている間がない。個人実験の好きな担任だから使うハズ。

 

 おもりは班にひと箱、2台で使うことを念頭において適当な数を入れておいた。

 ばねばかりでてこにかかる力を計るわけでもなく、簡単な内容になったので、より密度を濃く実験させたいもんだ。


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テコの学習の準備をしておく <てこのはたらき>

箱に合わせた材木

 我が家の外構をちょっとさわった時の廃材を確保しておいた。2寸角の柱、2×4材、その他板とは呼びにくい厚みの木たちだ。適当な長さに切っておいたのだが、思い直して段ボールのサイズに切りなおした。

 戸棚に収納したときに、木材のままだと「誰だ?こんな所に廃棄物を押し込んだのは」って思われちゃう。戸棚に入るサイズの段ボールに納めて「てこを使って」なんて表題と写真を添えておかないとキタナイものに思われてしまう。

 

 これに、丸釘を打ち込んだり、薄板を釘で止めたりしておいて、図工室で借りてきたくぎ抜きを使って抜いてみる実験に使う。

 そのために、切り落した角材の端材は、薄板に刻んでおいた。

 

 世の中、段ボールとポリトロになってしまって、木箱の釘を抜いて開けるなんて作業をしなくなってしまった。今どき、木箱で売っているものって言うと「揖保乃糸」ぐらいか。核家族で素麺をあのサイズの木箱で頂くと、努力しても消費するのに数年はかかってしまう。私の子ども時代は、リンゴもミカンも、苺もトマトも木箱に入れてあったもんだ。

 ウチの校区を考えると、柱に釘を打ってモノを下げている家が何軒あるだろう。釘を打たなくては、釘を抜く機会が生まれない。それも釘を抜くことが多いからくぎ抜きが要るのだ。

 そんなことを思うと、くぎ抜き体験に人気があるのは理解できちゃう。

釘を抜く実験用に釘を抜く実験用に

 釘を打ち付けてやる。釘だけのは、ものをぶら下げる用途の釘。板切れは、釘を完全に沈めてあり、木箱を開封する感じで釘を抜いてみろって課題。釘は一人1本のつもりで4本。板切れは釘が2本。一人1回は実験出来る。段ボール箱には、9本分収めた。

釘を抜く実験用に釘を抜く実験用に

 空いている空間には、もう1クラスのための板切れと、栓抜き、バール、金づち、新しい釘を入れておいた。

 これを理科戸棚に収納した。

 

 


 


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やってみたい、って声が上がったんだって <てこのはたらき>

てこのはたらきの導入実験に

 準備室に木切れに釘を打ったものと、バールや金づちが置いてある。

てこのはたらきの導入実験に

 用意しておいた解体用のバールで釘を抜いて見せたらしい。3インチと4インチの釘が抜いてあって、抜けるはずのない木ねじも抜いたらしい。木材ごと剥がれた痕が残っていた。

 

 “やってみたい”って言うんです。って言うから、図工室でバールを借りて来たら?と言ったら、借りておきました、ってことだった。それで、釘を打った木材が用意されていたのだ。

 

 ふと、思った。私らの小さな頃は、釘を打ったり抜いたりってことは日常よく見かけることだった。台風が来るなんて時は、雨戸に補強を打ち付けたりするもんだったし、送られてきたりんごやそうめんの荷物の木箱は釘を抜いて開けるもんだったからなぁ。それに比べると、都市部の高層・中層のマンションやテラスハウス、最近の一戸建てでは、そんなことしないもんなぁ。つまり、日常で経験していない、ってのが、教師と子どもの差なのだ。

 “やってみたい”って、至極当然の反応なのだ。知識優先の子たちならば、“そら、そうなるやろ”って次へ行くところだろうが、やってみたいってのは、良い反応なのだ。

 


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てこのはたらきの導入で重いもんを持ち上げる実験 <てこのはたらき>

てこのはたらきの導入実験に

 何か導入にいい実験って無いですか、って相談を受けた。

 「うわーすげぇ」って言わせたくて、重たいものを楽に持ち上げられるって実験をやりたくなるもんなのです。でもねぇ、60Kgの先生を持ち上げようとすると、支点や竿にはその倍の負荷がかかるんですね。それに耐えられる実験装置を作るとなるとそりゃぁ大変な装置になるんですよ。

 

 で、提案したのが、バール。100mmと、75mmの丸釘を角材に打ち込んでおきました。ついでにネジ釘もねじ込んでおきました。ペンチでつまんで抜こうったって無理でしょう。でも、この解体用のバールなら何とかなりそう。

てこのはたらきの導入実験に

 それと、大型てんびんに砂袋を用意しておきました。


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てこのはたらきのセットを準備しておく <てこのはたらき>

てこのはたらき

 たくさんある丸棒。試験管立てやらメスシリンダーの収納に細工して使ったが、まだこんなにある。真ん中に支点をもうけた、いろいろ使える実験道具。さて、これを使えるだけの授業になるだろうか。

てこのはたらきてこのはたらき

 とりあえず、てんびんの実験台を全部と、おもりを20個、トレイに分けておいた。

 実験台は3種類、購入したメーカーが違うようで、寄せ集めて使えるように手入れをして、17台揃えた。これで、だいたい二人に一つの実験が出来る。

 おもりのトレイはそんなに出せないので、教師用を意識して9つ。1台に10個もおもりを使うシーンもそんなになかろう。

 おもりは主に20g、数は少ないが10gも2個入れておいた。

 


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てんびんの仕組み

てんびんのしくみ
左のように釣り合っているてんびんです。

てんびんのしくみ

 そこで、分銅をどちらも右に動かし、右の皿をもっと右にずらすと、「右が下がる」「右が上がる」さて、ど〜っちだ?

 こんなことを尋ねると、多くの子が右が下がるって答えます。

 シーソーの経験からそう答えると思って尋ね、「釣り合う」って正解を選択肢にいれてないもんだから、ひっかかるんです。

 

上皿てんびんの仕組み上皿てんびんの仕組み

 ナイフエッジと支点です。奥の支点も涙型でした。

上皿てんびんの仕組み上皿てんびんの仕組み

 中央の支点とは逆に、うでの端はナイフエッジの上に皿が乗ります。

上皿てんびんの仕組み上皿てんびんの仕組み

上皿てんびんの仕組みてんびんのしくみ

 天秤のいのちはこのナイフエッジ。天秤のうでに3か所取りつけられています。その、ナイフエッジは、台や皿受けと接しています。いくら分銅や、皿を移動させても、このナイフエッジの部分は移動できないのです。それで、どこに分銅を置いても、計るものが皿からはみ出していても正しい重さが計れるのです。

上皿てんびんの仕組み 

 台の裏には、皿受けからの縦棒が伸びていて、皿の水平が保たれるようになっているのです。

上皿てんびんの仕組み上皿てんびんの仕組み

 そんな「測定器」ですから、腕にも、皿受けにも、皿にも番号が打ってあります。細かな調整の上に組み立てられた機械なのだから、それなりに緊張感を持って扱ってほしいものです。

上皿てんびんの仕組み 

 ナイフエッジと呼ばれるとおり、先は刃物のようにとがっています。ここが欠けたり錆びたりすると感度が落ちるのです。この天秤は30年超のビンテージもの。ちょっと欠けてます。比較的ましなので、この1台だけ残したのです。

 

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テコ実験装置を増やす <てこのはたらき>

テコ実験器
 テコの学習が始まる。要するに天秤棒のつり合いなので簡単な装置なのだ。かき集めてみると、横棒の天秤棒が3種類ほどある。横棒は壊れることがないので残っているのだ。支持台の支点の部分が傷んで買い替えをしてきた名残なのだろう。
 使えるのは10台ほどあるので、実験に不足はない。型違いのが3台。横棒だけが数本残っている。支持台は整理をしたのでいくつかは作れる。
 それだけではなくて、先達が授業に使った名残の木の丸棒の天秤棒も何本か残っている。試験管立てを修繕するパーツとして何本かは刻んでしまったが、錘を吊るす穴が開いていない天秤棒も面白いものなのだ。
 そこで、残っている金属の天秤棒の穴を拡大して、支持台に留められる様に細工した。こんな時に元勤務校は勝手知ったるところで、欲しい太さのビスなどはどこに行けばあるかがわかっているので便利なのだ。ただ、振れすぎた時のストッパがないので、プロペラのように回転してしまうのが不安要素なのだが、授業に使えそうだ。
 
 これで、トータル17台のテコ実験装置が出来た。8班編成で班に2台。二人から三人に1台で実験が出来る。オモリはめったに破損しないのでいやになるほどあるから、全員が実験に参加できるちょっとは面白い授業が出来るんではないだろうか。
 
 子どもたちは、やりたいのだ。見てるだけの実験は面白くないのだ。あちらこちらに錘を下げてみてつり合い遊びをするだろう、ってのも想定の範囲で授業をしなくては、おもしろい理科にはならない。ふざけ心と、チャレンジは違うのでそこんところを見抜く指導力が問われるんではないかな。
 

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累計記事数: 1936
最終更新日: 2020/11/24

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